「新型インフル」成田での検疫、緊急報告！(2ページ目)

ホノルル空港のマスク集団

夏の服装にマスクが何ともミスマッチですが……

ハワイから日本に帰る日。この日のホノルル空港は、出発の日の成田より異様な感じがしました。なぜなら、みんな夏のリゾートウェアで肌を露出した恰好なのにマスクをしている。そして、きっちり日本人だけがマスクをしている……

後方の外国人観光客はマスクをしていません

ホノルルの街やワイキキでは、さすがにマスク姿の日本人は１人もいませんでしたが、空港という多くの人が集まる場所では、できるだけの予防策を講じようという姿勢が見てとれました。カップルや家族、特に小さなお子さん連れの親子は、必ず全員マスクをかけていましたね。

ゲート前で。日本人の大半はマスク姿

一種異様な雰囲気のホノルル空港ではありましたが、日本人の予防意識は強く感じられました。自衛するしか、我々には手立てがないですからね。このくらいは注意しても…ということなのでしょう。

機内でもマスク

機中のガイド。お隣のかたもマスクをしてます

空港ロビーやゲートでマスクをしていた日本人は、機内でもほとんどそのままマスクをかけています。私もそうでした。

実は私、今回に限らず、乾燥しやすい機内ではマスクをしていることが多いのですよ。特にスイスに行く時は13～14時間かかりますし、クリスマスシーズンに行くことが多いですから、風邪をひきかけていることがあって、それ以上悪くしないためにもマスクは必携品。ホテルでも就寝時によく使っています。室内も乾燥していますから。

完全に風邪をひいている時は、彼の家の中でもマスクをかけています。ほかの人にうつさないためです。義母は「日本のマスクはすごくいいアイディアだと思うわ！」と絶賛してくれますが、それでも外出する時ははずします。街で着用している人がいないので、奇異に映るからです。

国内初感染者となった大阪の高校生たちが、カナダでマスクをつけなかったのは不用意だという声もあがっていたようですが、現地の様子を見れば無理もないことと、私などは思ってしまうのですが……


機内、そして成田空港でのチェック態勢は……