最新のモデルは、2009年6月9日にアップデートされ、CPU、メモリが高速になり、NVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィックスを搭載したことにより、2008年1月16日の初期型MacBook Airと比べれば4倍以上のパフォーマンスを実現しています。
ここでは1.86GHzのプロセッサを搭載したSSD搭載のモデルの前バージョン(MB940J/A)を中心にレビューします。
なお、最新型は1.86GHz (MC233J/A)と2.13GHz (MC234J/A)となり、最上位機種でプロセッサの性能が上がっています。
購入前に知っておきたいこと
MacBook Airは、光学ドライブを内蔵していないので単独でDVDやCDを使うには、別売りのMacBook Air SuperDriveが必要になります。リモートディスク機能によって、別のMacまたはWindows PC経由でDVDまたはCDを使用することもできます※。※リモートディスク機能はは映画DVDなどの再生には非対応、Windows Vistaなどをインストールする場合も使えません
魅力1:エッジの効いた、鋭いデザイン
MacBook Airは写真で見ると、薄いこと以外、他のMacBookと比べてそれほど違いはないように見えますが、エッジの効いたデザインは「鋭い!」のひとこと、筐体が薄いため、キーボードに手を置いても机との段差が少なく、自然な感じで作業できます。コンパクトな筐体は、ネットを見たり、文章を書くのに最適な感じで、1280×800のディスプレイは視野角も広く、品質も上々です。なにより、筐体に触れている感じがとても心地よく、Macならではのソフトウェアとバックライト付きキーボード、マルチタッチ対応のトラックパッドは「このMacは手放せない」という気持ちを膨らませてくれます。
魅力2:膝上でも安定する薄くて頑丈な筐体
ノートブックで重要なのは携帯性です。屋外やミーティングルームへの移動はもちろん、時には机のない場所で作業しなければなりません。MacBook Airなら、薄くて軽い筐体でありながら、片手で持ってもしなりを感じないほど剛性がたかく、背面に突起物がいっさいなくフラットであるため、膝上に置いてもやさしく安定します。この「薄くて頑丈」な感じが、MacBook Airの大きな魅力でしょう。
128GBのSSD(ソリッドステートドライブ)搭載モデルなら、壊れやすいハードディスクを内蔵していませんから、振動にも強く、多少手荒に扱っても壊れにくくなっています。