「ヒヒです」
「ヒヒです」という夫の答えを聞いた瞬間、私は椅子からころげ落ち、床をのたうちまわってしまいました。笑い過ぎて呼吸困難になり、もう~死ぬかと思いましたよ。すいません、いつもみなさんに「語学を勉強中の方の間違いを笑わないでください」などと言っておきながら……。この時は、言葉の響きのあまりのおかしさに、つい吹き出してしまったのです。爆笑の理由を彼に伝えたくても、笑いが止まらなくて話せないし……。
尋常ではない私の様子を見て、夫は間違いに気付いたらしく、慌ててこう訂正しました。
「あっ、ハハです。……いや、チチです」
そうなのです。彼は自分の親のことを、ちゃんと「母」「父」と言おうとして(私がいつも注意しているので)、それが混ざって「ヒヒ」になってしまったのです。
笑いと腹痛がおさまり、呼吸が回復した私は、涙をふきながら、和英辞典で「ヒヒ」を引いて、彼に見せました。
今度は夫が大爆笑でした。
「もしもーし」 ……って、彼からの電話!? |
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