どんなに間違えてもメゲずに外国語の勉強を続けている方たちの励みになればと、日本語を勉強中だった夫の迷言エピソードをご紹介しているシリーズです。

今までの記事は
  日本語を勉強中[1]……力士の体はやわらかい
  日本語を勉強中[2]……「犬の◯◯◯」」
  日本語を勉強中[3]……新語誕生!
をご覧ください。

敬語はむずかしい

敬語を正しく使えてますか?
外国の人が日本語を勉強していてむずかしいと感じるのは、「男女言葉の使い分け」と「敬語」だといいます。たしかに敬語は、われわれ日本人にとってもむずかしいですよね。

敬語は大きく分けて「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つに分類されます。

「尊敬語」は相手を敬う言い方で、「お待ちになる」「ご覧になる」「召し上がる」などあります。
「謙譲語」は自分のことをへりくだって言う言い方で、「拝見する」「参る」「~させていただく」などです。
「丁寧語」は語尾に「です」「ます」「ございます」などをつけて丁寧な言い方にしたものです。

……とまあ、このようなことは学校で習ったわけですが、すっかり忘れて社会人になった頃、現実に敬語を使いこなさなければならない場面が急増するのです。

ややこしいのは、対話する相手と状況によって、立場と使い方が変わることです。分かりやすいのが会社の上司。社内では上司には敬語を使いますが、社外の人に対しては、上司の名を呼び捨てにし、その行動には謙譲語を使います。新入社員研修などで真っ先に習いますよね。

この相関関係は外国の人にはむずかしいようです。「どうして会社の名前に『さん』を付けるんですか?」なんていう質問を、日本語勉強中の人からされたことがあります。相手を敬う気持ちを表すために、人以外のいろいろなものに「さん」や「様」を付けるのも、日本語独特の言い方かもしれません。

ビジネスシーンでなくても、日常会話の中での敬語の使い方、たくさんあります。例えば……


自分の家族のことを話す時は……