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国際結婚でも“以心伝心”はアリ!?(2ページ目)

私はよく「国際結婚では“以心伝心”は通用しませんよー」を口を酸っぱくして言っているのですが、その持論をくつがえされるような出来事がありました。“夫婦の年月”は“文化の違い”を超えられるか!?

執筆者:シャウウェッカー 光代

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実はまったく違う理由からだった……(苦笑)


不可能と思っていたのに、こんなふうに伝わることがあるなんて、正直ちょっと感動しました。
相手の考えていることは、様子でだんだん分かるようにはなってきましたけど、今回のはまったく白紙のところからスパッと当てられたようなものですから。

しかし、夫がウォーキングを提案したのは、私とはまったく異なる理由からでした。(笑)
仕事が忙しくなり、新入社員が入って取材も3人で出かけることが多くなったため、2人で話す時間が少なくなったから、というものだったのです。だから、ウォーキングの時間を利用していろいろ話そう、と……。特に、仕事以外の話を。

それにもちょっと感動したのですが、やはり会話をすることの大切さは、夫も充分感じとっているから故の提案であり、以心伝心は多少できても、それにアグラをかいてしまってはいけないなと再確認しました。
まあ、実際2人で歩いてみると、話が白熱してケンカになることも時々ありましたけどね(苦笑)。

目ざそう! 以心伝心夫婦♪


国籍はどうあれ、よく話をするご夫婦は、傍から見ても仲よさそうで微笑ましい
本音を申せば、会話なんかなくてもある程度わかりあえる夫婦のほうが、どんなにラクかと思います。同じ文化のバックグラウンドがあれば、かなり説明が省けます。そして、共通の心情をシェアできるわけですから、そういう相手がすぐそばにいるのは、夫婦としても心地よい……。
そんな周囲の日本人同士のカップルを見ていて、うらやましいと思ったこともあります。

でも、国際結婚を選んでしまった以上、自分の気持ちや考えていることを、常に言葉にして相手に伝えるという行為は、パートナーに対して最低限の誠意だと思うのです。

ただ……
夫婦としての年月を重ねてくると、国際結婚だって、今回のように“言葉で話さなくても伝わる”ことがある……(たとえ理由は違っていても、ウレシイものです♪)。

奇しくも私、「“以心伝心”より“話し合い”が夫婦円満の極意」の記事の最後で、きちんと書いていました。
「日頃から“話し合う”ことを重ねていけば、国際結婚カップルだって何十年かたったらお互いの気持ちが『以心伝心』で分かるようになっているかもしれません。」と……。

今年から結婚生活をスタートする新婚さんも、何年も連れ添っているベテラン・中堅カップルさんも、そんな「以心伝心夫婦」になれていったら素敵ですね。


【関連ガイド記事】
“以心伝心”より“話し合い”が夫婦円満の極意
国際結婚している有名人もこうアドバイス 話し合いはやっぱり大事!
言葉にして伝えたい。今年もアナタに「ありがとう!」
夫/妻は掛け替えのない人ですか?
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