イタリアの大家族の中での暮らしはいかに!?


モーレツ!イタリア家族
『モーレツ! イタリア家族』(コミック)ヤマザキマリ 著 ¥667(税別) 講談社
最近、コミックエッセイというものが大流行りしているようで、書店に行くともうコーナーができていますよね。『ダーリンは外国人』を皮切りに、国際結婚モノも多数見られるようになりました。

そんな中で手に取ったのがこの1冊。夫婦よりも家族生活のエピソードがメインになっており、しかもイタリア! チラッと中を見てみたら、面白そう! こういう時、コミックは絵のインパクトで素早く雰囲気が伝わってくるからいいですよね~♪

作者ヤマザキマリさんが暮らすのは、イタリアの大家族のなか。構成は、ご主人と息子さん、ご主人のご両親と妹さん、母方と父方双方のお祖母さん……と総勢8名の四世代家族で、北イタリアの大きな家で一緒に住んでいます。
プラス猫4匹、犬3匹、ニワトリ50羽、アヒル10羽がいるというのですから、何かが起こらないわけがない!?

コンテンツは次のようになっています。「第○回」とあるのは、もともとコミック誌に連載されていたマンガなので、その回数らしいです。
各エピソードの最後についているコラム「今日のひとコマ」のスナップ写真も効いています。絵だけでなく、実物の写真が見られるのはいいですね。

<コンテンツ>
  第1回 私の家族はイタリア人
  第2回 爆食イタリアン
  第3回 ノーと言えない日本人
  第4回 オー・マイホームッ!
  第5回 ヤマトナデシコ
  第6回 お婆ちゃん vs. お婆ちゃん
  第7回 日本上陸(1)
  第8回 日本上陸(2)
  第9回 日本上陸[完結編]
  第10回 Happy New Year !!
  第11回 バレンタインデー・キス
  第12回 ラテンラバー
  第13回 子供の事情
  第14回 サファリ!?
  最終回 イタリア家族は永遠に

夫とともに爆笑してしまったのが「日本上陸」の3編。お姑さんとそのお友達など計9名のご一行様(50代女性がほとんど)が日本に来ることになり、ヤマザキさんは四苦八苦のツアコン状態を経験することになります。読んでいても凄まじいですよ~~~。

大家族の中に、姑がいて、小姑(義妹)がいて、大姑(おばあちゃま方)が2人いて、しかもみんな個性豊か。日本のそういった家族関係とはビミョーに違うのが国際結婚ですが、それでもこの状況は本当にタイヘンそうです。

「あとがき」にも書いてありますが、ヤマザキさんも実はかなりのストレスを抱え込んでいたようです。その解消のためにと、漫画家仲間にすすめられて、描き始めたのがこのコミックなのだそうです。

その効果は……

すごくあったようですよ。描くことで客観的に見られるようになり、タイヘンなこと、ストレスだったことも、笑い飛ばせるようになったとか。

コレ、実は国際結婚においても大事なことなんです。文化の違いから起こる「ん?」と思う出来事や、さまざまな異文化ストレスを、深刻に受け止め過ぎず、アハハッと笑えるようになること。これぞ、円満国際結婚生活の極意かも!?
まずは、このコミックで、笑いのツボを体験してみてください。


********関連記事&リンク集********
■お役立ち書籍紹介『トルコで私も考えた』
■お役立ち書籍紹介『ダーリンは外国人』
■お役立ち書籍紹介『ソウルで新婚生活。』
■お役立ち書籍紹介『国際結婚100家族』
■お役立ち書籍紹介 “話を聞かない男……”は万国共通?
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。