国際結婚/国際結婚アーカイブ

国際結婚の理想と現実(5ページ目)

「結婚の理想と現実は違う」とはよく聞かれる言葉ですが、急増している国際結婚カップルにも、もちろんそのような悩みがあります。国際結婚ならではの理想と現実のギャップとは……?

執筆者:シャウウェッカー 光代

  • Comment Page Icon

ギャップを小さくする予防法と対応策


このように、結婚に理想と現実のギャップは付き物ですが、そのギャップをなるべく小さくするには、どういう対策をたてておけばよいでしょうか?
また、実生活でギャップを感じてしまったら、それをどう受け止めていけばいいでしょう?
結婚前と結婚後に分けて考えてみました。

■結婚前は……

●「国際結婚」というものに、過度の期待を持ちすぎていないか、冷静に考えてみる。
相手が外国人だと、なぜか“幸せになれる”幻想が大きくて、相手をよく知らないうちに結婚を決めたり、言葉ができず充分なコミュニケーションが取れないのに結婚してしまうケースが多いのです。これがそもそものギャップの始まりかも……。

●相手の性格、国民性、文化、習慣、家族のことをよく知っているか?
相手の家族に会わずに結婚、あるいは母国に一度も行かずに結婚を決めることは、できれば避けたいものです。

●2人の結婚観は一致しているか?
あなたの一方的な理想や期待を、相手の方は気づいていますか? 「こういう結婚生活がおくりたい」という夢があるなら、パートナーとそのことについて語り合う時間をつくることも必要です。育児や金銭プランについても同様。

●将来、住む国についての意見は一致しているか?
将来あるいは老後どの国に住みたいと思っているかについては、“漠然と”でも心の中に思い描いていることが、それぞれあると思います。お互いオープンに自分の希望を話し合い、遠慮せずに不安なども伝えておくことです。

■結婚後は……

●理想はあってもいいのですが、過度に高い理想は考えもの。また、「夫・妻はこうあるべき」とか「結婚生活はこうあらねばならぬ」というような、ガチガチに凝り固まった理想は抱かないほうがいいでしょう。それに固執もしないこと。そうするから、ギャップに苦しむことになるのです。

●国際結婚の場合、もっと柔軟性をもって、現実を広く受け入れていったほうがよいでしょう。自分の受け皿を大きく。そのほうが自分もラクになります。

●時にはグチをこぼすことも大事。同じ境遇のお友達や知り合いにグチってみたら、意外にスッキリするかも。また、他の人の同意を得られると「みんなそうなんだ」という気持ちになり、また頑張れるものです。
自分1人の心の中に不満を溜め込むことだけはしないように。

●<シリアスなケース>のように困った状態になりかかっていたら、なるべく早く家族や信頼できる人に相談してください。よく「親に反対された結婚だから」と意地を張って何も話さない人がいますが、事態が事態ですから、助けを求める勇気も必要です。

●理想と現実のギャップと言っても、楽しめる程度のギャップもあります。予期しないことが起こっても、「これも国際結婚だからかしら!?」くらいの気持ちで、楽しめる心のゆとりを持ちたいものですね。

<関連サイト>
“理想と現実”第2弾 「こんなはずでは…」な国際結婚
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます