ネットでドレス購入。３つの注意ポイント(3ページ目)

結婚式までの期間は要注意！

写真のイメージと実際に見たり、着たりするのと違うのがウェディングドレスの難しいところ。ネット購入ならやはり早めの準備が大切です。【写真協力：大人ウェディング.com】

インターネットでドレスを注文して、実際届いたドレスがイメージと違う、サイズが合わないなど、トラブル発生に対して、前出の小林さんによると、メールや電話等でのやり取りができるギリギリの時期は平均して挙式２ヶ月前。もちろんショップによってその期限は違いますが、お客様とのやりとりやドレスが実際に手元へ届くまでを考えると最低ラインは２ヶ月前がやはり妥当のようです。

特にネットショップの中でも「格安ドレス」や「激安ドレス」を売りにしているショップは、在庫を抱えないシステムや、中国など日本以外の国でドレスを作っている場合が多く、すぐに代わりのドレスを用意できないことがあります。そうなるとドレスが手元に届くまでには時間がかかりますよね。ドレスが手元に無いことでヘアメイクリハーサルも前撮り撮影も、すべてが後倒しになる可能性があり精神的にも焦ります。ドレスがちゃんと届くのならまだしも、挙式に間に合わない！ なんて恐ろしいことも起こり得ます。

それじゃあ、ネットで買ったドレスは諦めて、実際に手にとってドレスが見られる、いわゆる普通のドレスショップで探しましょう、なんて考えたあなた！ はっきり言って甘いですよ！ 挙式まで２ヶ月前ともなれば、気に入ったドレスが見つかっても既に予約済みなんてことはざら。泣く泣く好みでないドレスを着る羽目になりがちです。

そんな心配をしないで済むには、やっぱり早めの準備です。ショップによって何ヶ月前なら余裕をもって交換などが可能なのか、必ず確認しておきましょう。逆に言えば、挙式まで２ヶ月を切った花嫁は、ネットだけを見てドレスを購入するよりも、実際にドレスを見て、そして試着できるショップの方が安心です。気軽なネットショッピングですが、実物を見られない分、余裕をもった準備が大切なのです。