かっこよくスレンダーを着こなすなら、まず自分の体型に合ったデザイン&シルエット選びからスタート! 【写真協力】WHITE DOOR |
スレンダー・マーメイドラインとは
スレンダーラインは細身のシルエットのドレスのことを言います。アルファベットの「I」の形に似ているので、Iラインと呼ばれることもあります。スレンダーよりも細身でなく、かと言ってAラインほどボリュームがないドレスをソフトスレンダーとカテゴリー分けをするショップもあり、ちょっとややこしいかもしれません。マーメイドラインはシレーヌラインとも呼ばれ、似ているラインに桂由美さんがデザインしたユミラインというドレスもあります。上半身から膝のあたりまで、身体に沿ってピッタリとしたラインで、膝からは魚の尾びれのように広がる、まるで人魚のようなシルエットからマーメイドラインと言われています。
どちらとも細身で、身体のラインが出やすいラインであることが特徴的です。広がるタイプのドレスではないので、レストランウェディングや、2次会にもオススメです。
長身花嫁のスレンダー・マーメイド
大人っぽさにふんわりと優しさが加わるマーメイドライン。上質なチュール素材に細やかなシャーリングを寄せた表情が、ボティラインを優美に見せます。トップから膝上までボディーにそったラインは、シャーリング効果で花嫁をより美しく演出してくれるでしょう。【写真協力】PRONOVIAS TOKYO |
背が高くて華奢な花嫁は寂しい印象や、老けて見えることがあるので、ジョーゼットなどの素材を使って女性らしいラインを作ったり、レースやチュールなど可愛らしい印象を作りやすい素材がいいでしょう。
小柄花嫁のスレンダー・マーメイド
連続した縦のラインであるスレンダーは、実は小柄花嫁でも似合うドレスです。ただしドレスの裾を引きずりすぎたり、バランスに注意をしないとドレスデザインの美しさを半減させてしまうので、ポイントを絞ってセレクトしましょう。特に似合うのがハイウェストのソフトスレンダー。ストラップタイプやビスチェ(ベアトップ)などデコルテを露出するネックラインに、ハイウェストのソフトスレンダーなどはキュートでありながらスタイリッシュな印象になります。
マーメイドラインは膝下を長く見せるようにしましょう。膝のすぐ上からスカートが広がるのと、膝の真ん中あたりからスカートが広がる、このたった2、3cmが印象を変えてしまいます。また高いヒールで、膝下の脚長効果をプラスさせることも必要でしょう。
最後にどのタイプでも気をつけてほしいバックスタイル。背中の開きが大きいと、後姿のバランスが悪くなります。身長の低い花嫁は、大きく背中の開いたドレスは避けたほうがいいでしょう。