文金高島田という髪型に角隠しをつけ花嫁は、和装ならではの凛とした佇まい【写真協力】アズマ |
そもそも日本人女性が誰しも似合うであろう髪型なのに、なぜ「似合わない」という違和感を覚えるのでしょうか。答えは簡単です。かつらに対しての知識と見方がイマイチ分からないからです。かつらとフェイスラインのベストバランスを見つければ、あなたも簡単に日本髪のかつらが似合う和装美人になれますよ!
【目次】
2P・・・かつらの基本知識 3P・・・かつら合わせはここをチェック
かつらは重い?
かつらが重くて頭痛がつづいた、肩が凝った、首がしびれたなど、様々な逸話を花嫁OGから聞いたことがありませんか? これがかつらを敬遠する理由の1つではないでしょうか。まずかつらの重さですが、最近は軽量化がすすみ500~400g程度のものもあります。きっとお母さんたちの時代のかつらとは軽さの面では雲泥の差があるでしょう。安心してくださいね。
またご自身に合ったかつらを選ばなければ、いくらかつらが軽くても頭痛や肩こりといった不快感は避けられません。衣装と同じように「かつら合わせ」といって、かつらのフィッテングがあります。かつら合わせ時に、痛いところがないか、不快感がないかチェックできます。かつら合わせは時間をかけて、しっかりと行いましょう。
かつらをつけると老け顔に!?
「かつらは似合わない」という食わず嫌い花嫁、「かつらをつけたけど、似合わなかった」という早とちり花嫁、はたして本当に似合わないのでしょうか。「日本人が似合う髪形」と言われても、それは昔のお話であって現在の女性のフェイスラインには似合わない、と思い込む花嫁は多くいます。確かに顔の大きさや顎の骨格など、フェイスランは変化しています。だからかつらもそれに合わせて進化しているのです。またかつらにもさまざまな種類があるので、1つだけ試して似合わなかったと判断しないようにしましょう。美容師さんなどプロに相談すると、より自分に似合うかつらを見つけ易いでしょう。
さらにかつらを敬遠する理由によく挙がる、「かつらをつけると老けてみえた」という問題。女性としては無視できない理由ですよね。これも対処法としては、色んなタイプのかつらを試してみること、また鬢(びん)の部分を短めに軽く仕上げてあるものは若々しくみえます。
では次ページからは、具体的にかつらの見方をチェックしていきましょう。