予算をかけずにステキなお色直しを！(2ページ目)

小物＆ヘアアレンジでイメージチェンジ

グローブをとって腕や手首にお花をつけるリストブーケ。イメージチェンジのための協力アイテムです。【写真協力：TAGAYA】

１着のドレスを様々なイメージで着こなすなら、小物のアレンジはマストです。例えば、チャペルでの挙式は清楚にパールのネックレス、でもお色直しではビーズや石など天然素材をつかったアクセサリーにチェンジするだけで、ナチュラル感が加わりカジュアルな印象へとスタイルを変えることが可能です。さらにグローブも外して、リストブーケをつけるとカジュアル感は一層アップ。１着のドレスをより楽しんで着こなせます。

また手っ取り早くイメージを変えるなら、ヘアチェンジもオススメです。例えばアップにまとめていたヘアスタイルを、ダウンスタイルにチェンジすると、雰囲気を一瞬にして変えられます。プロのヘアメイクがアレンジしてくれるからこそ、普段自分ではできないようなヘアスタイルに挑戦するのもオススメです。

イメージはコンセプトを明確に。全く違うイメージにドレスをコーディネートしましょう。【写真協力：TAGAYA】

このような小物やヘアスタイルチェンジで１着のドレスを着こなすための大切なポイントはたった１つ。それは挙式スタイルとお色直しスタイル、それぞれにコンセプトを決めることです。例えば、挙式は「大人っぽく、クール」に、お色直しは「可愛らしく」といったコンセプトをつけて、コーディネートを考えていきます。コンセプトはなるべく極端に違うものにしましょう。その方が同じドレスでもガラリと印象が変わるからです。

その他にも、お色直しに仕事の制服や浴衣を着た花婿花嫁もいました。浴衣姿の花婿花嫁はオリジナルのうちわを配りながら再入場されていましたが、夏の結婚式ならではのこんな季節感溢れるお色直しもステキです。このようにゲストに楽しんでもらうための演出的要素も含むお色直しは、アイディア次第でゲストの印象に深く残るものになります。

ウェディングドレスからカラードレスへお色直し、白無垢からドレスへといったように、衣装チェンジだけがお色直しではありません。印象を変えるという視点をもって、お色直しを考えるとなり楽しくコーディネートできるはずです。予算だけに囚われないで、ステキな花嫁を目指してくださいね。

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【写真協力】
ドレス＆和装ショップ　TAGAYA