時候の挨拶を比べてみましょう
ちょっとしたご挨拶には、季節の絵葉書を選んで。 |
・A 「入梅の候」
・B 「うっとうしい梅雨の季節となりました」
・C 「雨に濡れた紫陽花が 美しく映える季節となりました」
・D 「雨雲の下 色とりどりのパラソルの花が咲いています」
・E 「久しぶりの晴れ間 窓を開け放ち すがすがしい風で家中をいっぱいにしました」
時候の挨拶ひとつで、印象が違います
一筆箋にも、さりげなく季節を感じるフレーズを入れると素敵です。 |
・Aは、お行儀はいいけれど、儀礼的で読み飛ばして終わってしまいそう。
・Bは、「うっとうしい」というネガティブな言葉が、気持ちを沈ませてしまいます。季節の挨拶なので、気持ちが明るくなる内容にしたほうがいいでしょう。
・Cは、梅雨の美しい風景をとりあげ、しっとりとした情景が浮かんできます。
・Dは、日常の中で目にしたものを情緒的に表現し、梅雨の楽しい一面を思い起こさせます。
・Eは、晴れた日のすがすがしさを綴ることで、読み手の気持ちまで爽やかにしてくれます。
あなたの心に届くのはどの挨拶ですか?どんな挨拶をされたら嬉しいでしょう? それはそのまま、あなたが手紙を書くときにもいえることです。
そうはいっても、文例集から抜き出すほうが楽ですし、考えるのが苦手だから嫌なわけで……そこで、心に届く時候の挨拶を書くヒントをご紹介します。 >>>