アマガエルはヘソ曲がり!?
なかなかキュートなカエル君。「カエルってちょっと苦手だけど、緑色の小さなアマガエルなら平気」という方も多く、キャラクターグッズや物語にもよく登場しています。(写真:Sachiのカエル寮) |
『むかしむかしある所にアマガエルの親子がすんでいた。しかし子ガエルは大変なヘソ曲がりで、親ガエルの言いつけと反対のことばかりやっていた。 いよいよ死ぬという時に、親ガエルは(墓が流されないように、山の上に墓を作ってもらいたい。しかしこいつは言いつけと反対のことをするから…)と考え、「墓は川のそばに建ててくれ。」と言い残し死んだ。 ところが子ガエルはこの時になって反省し、「遺言は守らなければならん」と、本当に川のそばに墓を建ててしまった。そのため雨が降りそうになると「親の墓が流される」と泣くのだという。』 ・・・この話から派生してか、九州地方にはヘソ曲がりの子どもを「ぎゃくぎゃくどんく(逆々蛙)」などとよんで戒める地方がある。
※『Wikipedia』ニホンアマガエルより抜粋
アマガエルがなかなか逃げない理由
誰でも身に覚えがあると思いますが、優しくしてね…(写真:Sachiのカエル寮) |
アマガエルは周りの色によって体の色を変化させるので、葉の上では緑色に、枝の上では灰色っぽく変化します。人が近づいてもあまり逃げないのは、せっかく保護色になっているのに動けば目立ってしまうからです。
なかなか逃げないということは、観察しやすくシャッターチャンスも多くなるわけですから、お散歩途中で見かけたら、写真に撮ってみてはいかがでしょう。結構チャーミングな写真が撮れるかもしれません。
雨が似合うアマガエルは、初夏から夏の人気者!子供達の格好のターゲットでもありますが、どうぞ可愛がってあげてくださいね。
【ちょっぴり雑学】
日本にはアマガエル科のカエルが2種類います。「ニホンアマガエル」と「ハロウエルアマガエル」ですが、「ハロウエルアマガエル」は沖縄近辺にのみ分布しているので、ほとんどの方が目にしているのは「ニホンアマガエル」。意外なことに乾燥にも比較的強く、繁殖期以外は水辺を必要としないそうです。
■「ニホンアマガエル」と「ハロウエルアマガエル」
……写真や説明文とともに、それぞれの鳴き声が聴けます!【両生類保全研究資料室】
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