バレンタインは、日頃伝えきれない「愛情」を形にしてみるチャンス! 黄金の輝きは「永遠」「ロマン」「本物へのこだわり」を物語ってくれる至福のデコレーションです。 (写真:【ホームメイドクッキング】黒田ガイドによる「ブランデー風味のブラウニー」) |
バレンタインには “愛をこめたチョコレート” を贈る。
バレンタインには愛をこめて “チョコレート” を贈る。
このふたつ、ニュアンスが違いますね。そこで “愛をこめたチョコレート” を贈りたい方に、とっておきの秘策をご紹介します。手作り派の方はもちろんのこと、それ以外の方にもおすすめです!
【 INDEX 】
1.ファラオ、マルコ・ポーロ、コロンブス ~金箔とロマン
2.職人の技 ~大切な人にこだわりの結晶を贈りたい
バレンタインだから「本物」に愛情を託して
以前ご紹介して大好評だった食用金箔。そのリッチな輝きでバレンタインを素敵に彩ってみませんか。今回、コラボ企画として【スタイルストア】に使い勝手抜群の食用金箔が登場!さらに【 ホームメイドクッキング 】黒田ガイドによるレシピで、バレンタインを強力にバックアップいたします。以前の記事では、食用金箔をほんの少しプラスするだけで料理・菓子・飲み物がとてもお洒落でゴージャスに変身することをご紹介しましたが、バレンタインの付加価値として、本物の金!純金!であることに注目です。
“金箔”ならではのエピソードを“本物の愛情”に重ね、こんな思い(下記参照↓)を込めて作りましたとメッセージにしてもいいですし、プレゼント時の話題としても楽しんでみてください。もちろん、豆知識としても役立ちます。
金色の輝き、それは永遠を象徴する魅惑の色
「ツタンカーメンの黄金のマスク」22金でできており約11kg。古代エジプト史上最も華やかな新王国時代18王朝のファラオ(国王)は、 1:黄金のマスクを被り→ 2:純金の人型棺に納められ→ 3:さらに金箔張りの人型棺に収め→ 4:金箔張りの糸杉の人型棺→ 5:赤色珪岩の石棺→ 6:それを金箔張りの厨子で覆い→ 7:さらに金箔張りの厨子→ 8:また金箔張りの厨子→ 9:またまた金箔張りの厨子 …と金箔を多用して九重に護られていたそうです。 |
これはエジプトだけの例ではなく、紀元前2世紀頃の中国の墳墓からも金が出土しているそうで、東西を問わず人の心を魅了し続けています。
●“永遠(とわ)の愛”の象徴として…
ジパングを生んだ金箔がアメリカ大陸発見にも貢献
マルコ・ポーロの『東方見聞録』によって日本が初めてヨーロッパに紹介されたとき、なぜ「ジパング:黄金の国」と呼ばれたのでしょう?その記述の中で、『黄金が無尽蔵にあり、支配者の宮殿の屋根・通路・床・窓さえ黄金でできている』と書かれていますが、鎌倉時代の日本がこれほどまでの金保有国だったわけではありません。「ジパング:黄金の国」の印象を強く持ったのは平泉の中尊寺・金色堂の影響だと言われていますが、その金色堂は金でできていたのではなく、全面に金箔がはられていたのです。
※マルコ・ポーロ自身が日本を訪れたわけではなく聞き語りです
金箔の輝きが「ジパング:黄金の国」という呼び名につながり、その後、その黄金を目当てにジパングを捜しに行ったコロンブスがアメリカ大陸を発見したのですから、その金箔の威力に驚かされます。
●魅惑的な金箔。世界を揺るがすほどの“ロマン”がありました…
その金箔は職人技の結晶。お化粧に欠かせないあの紙も金箔作りから生まれたのです >>>