え、自家製粉、そして生粉打ち!色選別機まで装備
なにかがある。この店には妖気が溢れている(笑)。フツーをさりげなく装いながら、奥底からほとばしり出てくるこのただならぬ気配。この店には、なにかが、ある、ある、ありすぎるのである。
一体それは、なんだろう。ついキョロキョロと店内をくまなく見回してしまった。すると…
▲国内産石臼挽きそば粉使用、十割そば(生粉打ち)
妖しい看板その一。自らの存在をさほど主張することなく。あっけらかんと凄いことが書いてある。この看板の年季から見て、ずっと昔から自家製粉と生粉打ちでそばを提供してきたことが想像できる。わお。
▲でたぁ、必殺現物サンプル。説得力あります。
そば好きな人にとっては、もうこれだけでたまらなくなりますね。せいろうと田舎、それぞれの原料がレジ脇に置かれています。そして、この丸ぬきの鮮やかな緑!ここには更なる秘密が隠されていたのであった。(その秘密は、あとで開陳)
▲はい、お約束の打ち場です。使いやすくレイアウトされ、行き届いた清掃が素敵
実はこの打ち場は、北九州のそば好きの溜まり場でもあって、集まりがあるとさながらクラブハウスのようになるのだ。妖しい((笑))。当代の長野県副知事もそば好きで知られるが、このファームを出た人物なのである。やっぱっり妖しい(笑)。
▲やばいです。全然フツーじゃないです。カラー選別機
店の表側の入口そばで、黙々と働いているマシーンがあった。なんとあなた!それはあの禁断の「そばカラー選別機」なのでした。
これで、丸抜きの鮮やかな緑の理由がわかりました。フツーのそば店が所有するなどありえないマニアックな器材。はっきり云って反則です(笑)。でも、こういう反則はそば好きなら誰でも大歓迎でしょう。
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