一見、思いきりフツーなのである、しかし
福岡空港に二番の便で降り立ち、一路、東へ。今回の目的地である芭蕉庵へは、ご覧のように30kmちょっとのドライブだ。北九州市は、八幡製鉄所のお膝元。かつては鉄路の玄関口として栄えた。炭砿に向かう線路もこの町から伸びていて、鉄と石炭の、思いきり漢(おとこ)な街だったのだ。
小さな動物園が廃園になりそうだったのを、市民運動の力で再興して、いまや人気の動物園にしてしまうパワー(到津の森公園)に代表されるように…。そうだなぁ、私の知る北九州人は、例外なくホットな人たちばかりなのである。
▲車は、東へ!
▲店の前後が大きな通りに挟まれた好立地、駐車場もたっぷりと確保
1時間のドライブで、空港から芭蕉庵に到着。店の表と裏には、十分な収容力の駐車場があるが、この収容力をもってしてもこの店の行列に対応しきれないことがあるというから凄い。でも、まぁ。店舗の外観は、とても、フツー(笑)。
▲気さくで居心地のよい店内
ホットな何かを期待して、開店時間を待って暖簾をくぐった。従業員のみなさんが、きびきびと働いている。開店まもないというのに、店内にはちらほらとお客様の姿が…。でも、この店内の感じ、フツーですよね。
▲カウンターに陣取ると、店主が釜前の仕事の真っ最中
厨房は清潔で広く、いきいきと輝いており、いかにも繁盛店のそれ。でも、カウンターには、サイドメニューとおぼしきおにぎりが。うわっ!なんだかとっても、思いきりフツー(笑)。
ホットな感動を期待してきたのに、、と店内を見回すと…。うわ、なんじゃありゃ!(愕)
やばいよ、この店、めちゃめちゃHotばい。