そば/そば関連情報

段位認定会向け上達tool・そば丸出しゲージ

手打ちそばの品質を高めるためには、途中の厚みをしっかりと整えることが大切。段位認定大会合格や、上達をめざすすべての方にお薦めしたい。

執筆者:井上 明

おそば、ちゃんとノセますか?



そば打ちは、シンプルです。つきつめて考えると、たった三つのことしかしません。
すなわち、「水回し」「ノシ」「切り」の三つ。
このうち、誰もが決まって顔をしかめるのが、「切り」です。

でも、実はそういう方のおそばを拝見してみると、切りの前にノシで失敗しているケースがほとんどです。


▲正確に四角を出すとロスが少ない

これは、最終段階に近い本ノシですが、このように結果がわかりやすいため、遠目に見て四角くければヨシとしていませんか?

でもそこに大きな落とし穴があるのです。


▲麺棒から外して二つ折りにした状態

正確にのした麺帯は、このようにきれいに二つ折りにでき(画像は1.25kg打ち)、麺帯の末端(左がそうです)がきちんと揃います。


▲畳んだ姿もこの通り

畳んだ姿もこの通り、一見非の打ち所のない進行。さて、この麺帯、揃った麺線になるのでしょうか?

実は、その答えは、微妙なのです。それはなぜ?

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