手打ちそば打ちが終わったら、正しく片付けて次回に備える
長かった連載も、とうとう今回で最終回ということになる。お楽しみいただけただろうか?そば打ちは、手だけでできるわけではない、鉢にはじまり、めん棒、のし板、こま板、包丁など、さまざまな専用の道具の助けをかりないと、美味しいそばを打つことはできない。だから、そば打ちを終えたら、次回も気持ちよく最良の状態を保った道具を即座に使えるよう、しっかりと後片付けを行いたい。
手打ちそば【後始末と道具の手入れ】After finishing
真っ先に、鋭利な刃をもつそば切り包丁を片付けよう
A01▲:
包丁の刃先は、固絞りしたタオルで刃先にこびいつたソバの生地を拭いとる。このとき、厚く畳んだタオルを刃から遠ざけるようにして拭わないと、大けがのもととなるから要注意。
A02▲:
上級者向けの包丁はハガネで出来ているので、固絞りしたタオルで拭ったあとは、すかさず乾いたタオルで水分を拭っておこう。
A03▲:
そして、安全第一。包丁の刃はサックで保護して、いつもの包丁置き場に片付けてしまおう。いつもこのように気遣いをしておけば、大切な包丁を傷つけることも、うっかりミスで大けがをすることも防げる。
さあ、次は「こま板」と「めん棒」の始末です