次に東南アジアの皆さんが団体でやってきた
某国立大学・大学院の起業家養成ゼミナールの授業の一環として手打ちそばを習いにきた。教室がはちきれんばかりの人数で満杯となる。授業ということで、そば打ちをビジネスモデルに見立てて、手際よく解決を導いていくという主旨らしい(わお)。
以前から東南アジアの皆さんは何人もお教えしたことがあるが、基本的に製麺というプロセスが、DNAに組み込まれているせいもあるのだろう、手打ちそばのセンスが抜群の人が多い。今回もその例に漏れず、参加した25人全員が素敵なそばに。皆さんの希望で、太さごとに麺を仕分けて、皆さんが打ったそばも講師の見本と同時に召し上がっていただいた。
▲アジア各国から集った、国立大学大学院の起業ゼミナールの受講生
明日上海に帰るという男性は、「印象深いセッションでした。お蕎麦が好きになりました。明日帰りますが、いい思いでができました」と語ってくれた。そばは、人を繋いでいくというのが私の持論なのであるが、21世紀のそばは、国境を越えて人を繋いでいる。もう、世界的なブレイクが、はじまっているのだ。
この日、詳細をお伺いできなかったが、この教室には東南アジアのほぼすべての国からの受講生が集ったとのことだ。こういう形で、国際交流のお手伝いをしてしまうのも、そばの凄いところなのである。
いったい、この一ヶ月の間に、何か国の人々にそばをお教えしたのだろう。
次の記事では、いよいよ怒りの(?)イタリア人が、築地を目指して飛んできます。ううう