世界の中で、和食が注目されはじめている
カリフォルニア・ロールで一世を風靡したアメリカ逆輸入の鮨ブームがありました。それからずいぶん年月が経ちますが、いま世界で巻き起こっている和食ブームは、鮨のブームとは少し様子が違っているように思えます。
鮨は、どちらかというと、単純にシンプルな食べ方を支持し、新しいジャンルの美味いモノがアメリカ向けにリメークされたというような形でブレイクしています。
現在の和食ブームは、それとは異なり、健康をキーワードとした低油脂食としての認識が浸透しているようです。
▲蕎麦は、寿司とは全く異なる文法でブレイクしようとしている
そういえば、appleコンピュータ社のスティーブ・ジョブスさんも、大のそば好きでして、私が築地で開校しているそば教室に社員食堂のシェフを入学させて、社員食堂のメニューにそばをとり入れたというのは、ちょっと知られた話です。