麺の王国で鍛えられた業務用麺切りカッター
うどんとそば、何が違うか?その最たるものは麺線の太さである。実は、麺の太さは麺きりにせよ手切りの駒板にせよ、刃送りの距離に依存する。今回使用した麺きりカッターは、うどんガイド蓮見寿さんイチオシの製品である。
およそ手打ちの麺は、最終段階の切りに多くの人のトラウマが集中する。なんとか切りを手軽に、簡単に、美しく、素早くできれば、、と願うのが麺打ち人の素直な願望であるはずだ。
また、手打ちで繁盛し、その美味さゆえに突然ブレイクしてしまったという蕎麦屋さんも多々ある。こういうときに、頼りになる麺切りカッターの存在は、眩しくも、ウレシイ。
要は、押し切りの刃が、麺線の太さで進んでいく
蓮見さん曰く、「これ便利だから、もう包丁はあんまり使わなくなっちゃったよ。」
というわけで、先日の蓮見さんのうどんの講義の日にあわせて、川越蕎麦の会からこの麺切りカッターを取り寄せて、その華麗な麺切りカッターさばきをご披露いただいた。
▲うどんガイド蓮見さんの華麗なカッターさばき
(実は、切るだけなら誰でも、練習いらずでできる)
▲うどんガイド蓮見さんの絶品うどん。うまぁ~
(こういう麺を打つのは、熟練がいる)
なるほど、凄い!完璧なうどんの麺線がハンドルを上下させるだけでどんどん面白いように切れていく。これなら蓮見さんがはまってしまうのは理解できる。そのヒミツはこれ!規制機構。セットした幅だけ刃が送られていくので、お望みの太さ・細さが簡単に選べるというものだ。
▲規制機構で、はじめての人でも簡単に切れる!
うどんがいけるのだったら、そばもいけないかなぁと、考えますよね、普通。
やってみました! その結果は次のページを。