全国に美しい街は、いろいろあるが、入間川の右岸の河岸段丘に横たわる入間市は、公園に包まれたようなビューティフルな場所だ。街へは、埼玉の県木である欅並木が導き、市内に入ると、古い造りの家々が並び、郷愁を感じさせるなごみの露路があったりする。
その露路を逍遙していると、建物の間の空に、ターボプロップの轟音を響かせて、航空自衛隊のYS11が、手が届きそうな高さにひょっこりと姿を現して、心の準備をしておかなかった迂闊な散歩者を愕かせることもある。
さて、今回訪れたのは、入間市のシティセンターともいうべき、市役所のすぐそば。入間市運動公園の西側で2004年に開店した「蕎麦工房 寿限無」である。
全量石臼で碾いて、丁寧に仕事をしている、きれいな店だ。まだ開店したてということもあって、とっておきの隠れ家という雰囲気。愛宕公園、彩の森入間公園、稲荷山公園、入間川河川敷など、大小の公園で散策を楽しむ途中で、昼食によいロケーションである。
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