名付けて「おかゆそばがき」。
ノーマルバージョンのそばがきですと、屈強な若者が大汗をかいて掻きあげるというイメージです。食べると口に優しいんですが、あれ、なかなかどうして手強いんです。
で、今回のメニューはだれにでも気軽に力いらずでできるという点が売り。
あっという間にできますから、こんな風にもりだくさんの薬味(本当はありもののかきあつめ)を添えてどうぞ。
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【作り方】
□そば粉50gに対して、200gの水を加えて、鍋のなかでとろとろにかき混ぜます(まだ火はつけない)
□ホットケーキミックス状にまざったら、強火にかけ、しゃもじで練り上げます。とても楽にかけます。
□鍋のなかでとろりと練り上がったら、熱湯を張った丼に落として提供。たっぷりの薬味を添えて…
※普通のそばがきは、粉50gに対して水75g程度の分量。これだと相当な力が必要です。
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▲とろろ汁で楽しむAllAbout Japanの新城プロデューサー
実はこれ、記事の打合せが長引いたため、新城プロデューサーにマカナイとして提供したもの。そば打っている時間もないので、とっさのアドリブでした。
こういうケースではとても頼りになるメニューだし、消化がよろしいので、病み上がりの方なんかにも最適でしょう。
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▲そしてこのそばがき、裏技があります。それは…
このように、1/4に切った海苔の上にそばがきを載せて、薬味を適宜巻き込んで…
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▲このように、土佐醤油をつけていただきます。
要するに、そばがきの「手巻き寿司状態」。かなり来てるんです、これ。なお、土佐醤油とは醤油を加熱して火を止め、鰹節を適宜投入して冷ましたもの。簡単に作れて頼りになる調味料です。
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▲う、う、う、まい~。と、至福のお顔です。
お粗末様でした。所要時間5分間のおいしい瞬間芸メニューでした。