そば/そば関連情報

12歳のそば打ち#6●手のし

そば打ちの各プロセスは、地味なステップこそ大切だ。その代表例が、この手のし。丸出しゲージを使ってしっかり計測すると失敗がない

執筆者:井上 明

ノシは手のひらでスタート。平らに仕上げるのがポイント

ノシは、大きくわけて手でのすステップ(この手ノシのステップ)と、麺棒を使って厚みを整えていくステップに分けられる。生地を大きく広げて行うことになるので、できる限り手際よく短時間で済ませるようにしたい。ここでは、次の麺棒によるノシがより効果的にかつスピーディに行えるよう、手のひらを使って手早く平らにする。

手打ちそば【手のし】Hand flattening

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▲H01:玉の上下にもわずかな打ち粉を振り、いよいよ手ノシ開始。打ち粉の打ちすぎは厳禁だ。

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▲H02:丸出しゲージを15mmにして(10mmと5mmを重ねて)、手のひらを使って玉を平らにしていく。指は使わないようにする

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▲H03:生地がしっかりと15mmになったらこのステップは完了。凹凸が少ないほど、次の仕事が楽になる

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