そば/そば関連情報

変わり蕎麦が打てると、そばの世界が広がる 手打ちそばを、窮める。

基本の二八のあとは、中級・上級をめざそう。その技術的なキーポイントとなるのが、変わりそばだ。これが打てるようになると、生粉(100%)や田舎(粗碾=あらびき)などの高度なそばも余裕になる。

執筆者:井上 明

いよいよ2003年も本格的に幕開けだ。今年こそは手打ちそばの腕前が上がる初夢をご覧になった方も多いのではないだろうか。

確かに、昨今のそばブームで入門の手ほどきから二八を打つところまでは面倒をみてくれる蕎麦教室が増えた。二八までは、さほどの難関はないので、どのような打ち方をしていてもある程度はさまになる。こういう気軽さ・手軽さは、もちろんそばの大きな魅力の一つである。

ところが、いざ生粉打ちや粗碾などの高度な手打ちそばに挑むとき、多くの方が挫折してしまうのも事実だ。生粉打ちや粗碾、そして変わり蕎麦は、実は成功への道筋が非常に狭く、プロだけが知っている手順を踏まないとなかなか巧くいかないものなのだ。

そんな皆様に、上達のキーポイントともいうべき各種のテクニックを惜しげもなく教えている教室がある。それは、東京・築地にOpenしたばかりの「寒山拾得 築地そばアカデミー」だ。同アカデミーは、そもそもプロの育成とそば文化の伝承を目標に掲げている名門なのである。

さて、初夢が正夢になるうれしい情報がある。なんと、手打ちそばの本格的な技術を、週末を使って修得できるコースがスタートしたのだ。その名も『上達ゼミナール』。東京・築地の同アカデミーにおいて、来る1月26日(日)および2月1日(土)より、それぞれ4週間の日程で開講する。

学長によると、
『素早く、きれいなそば打ちをめざす方、より美味しいそばを極めたい方、これまでの方法では上達できなかった方。どうぞお気軽に受講してください。楽しく学ぶうちに、腕前がめきめき上達するプロのコツをお教えします。
上達ゼミナールは、二八そばだけでは飽き足らない方が対象、流行の粗碾き、正確さ・スピード・気配りが要求される生粉(100%)、華麗な変わりそばを、アマチュアの方にも応用のきく方法で指導します。』
とのこと。

これは、自己流・我流を修正して、一気に上級の手打ちそば人に生まれ変わるチャンスだ。しっかり学んで、ご家族やお友達をびっくりさせよう。

詳しくは、寒山拾得・築地そばアカデミー▼


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