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フランス料理 Y’s(福島・ワイズ)(2ページ目)

07年11月、福島にオープンした直球ビストロ。勉強熱心な若手シェフが作るのは、基本に忠実な料理。リーズナブルなコースには、前菜とデザートが盛り合わせで、とってもお得。フランス料理の良さを再確認できました。

執筆者:渡部 功平

ポーション大が嬉しいメイン料理

・メイン:仔牛のブレゼと「水牛のチーズ」
肉のかたまりがお皿にドンっと鎮座。牛のアキレス腱あたりの肉を3~4時間ほど煮込み、ぷるぷるとした食感に。コラーゲンたっぷりの甘みが感じられる上に6種類ほどの野菜が添えられた皿は女性のハートに響くものがあります。

ソースにはマデラ酒とモッツァレラチーズをかけて、しっかりとしたコクをプラス。ガイドはお世辞にも(?)小食とは言えない胃袋の持ち主ですが、デザートを前にして、メイン料理でもしっかりと満腹感のあるボリュームです。

・デザート
デザートも日替わりですが、こちらも前菜同様盛り合わせが基本。この日はリンゴのケーキとクリームブリュレ。ケーキの方はカヌレのルセット(レシピ)で作っているそうで、中は半生状態のしっとりとした舌触りですが、ボリュームは大。イチゴのジュとシャンパンのジュレも添えられており、程よいアルコールのきかせ方や、甘さ加減も絶妙で、デザートまでしっかりと食べさせてくれます。

種類・量ともにしっかりといただけ、間違いなく満腹になれる料理たち。それでいてしっかりとしたクオリティが嬉しいところ。

フランス料理の良さを再確認

吉田シェフはとにかく勉強熱心。水曜日を定休日にしたのも「他のお店を食べ歩いて勉強するため」と言うほど。

写真
ルーアン鴨のコンフィに、たっぷりと野菜を添えて
また、リサーチ時にいただいたメイン料理は鴨のコンフィだったのですが、シェフは「いつか、コンフィのように永く愛される料理を残せたら…」と仰います。まずはコンフィのような基本料理をしっかりと作ることが大事だということ。

この基本精神、実は「ラ・ベカス」仕込み。ラ・ベカスの料理は、「食べ歩き(関西)」ガイドの麻生氏も書いているように、奇を衒わない、正統派のフレンチ。吉田シェフが働いているときには、まだ料理には携わっていなかったそうですが、この「基本を大事に」という姿勢は、「ラ・ベカス」の渋谷シェフからもしっかりと受け継がれているのです。

雑誌やグルメ格付け本が、創作系や面白みだけの料理だけを評価しがちな昨今、こういう直球ビストロに出会うと、フランス料理って素晴らしい! と再確認できます。フレンチに馴染みのない方は気楽に行けるお店として、フレンチはもう飽きるほど食べたという方は、初心を思い出すべく。あらゆる方におすすめの良店です。

レストラン外観
<店データ>
■「フランス料理 Y's(ワイズ)
所在地:大阪市福島区鷺洲2-7-14
TEL: 06-6453-1177
定休日:水曜休
営業時間:11:30~14:00(ラストオーダー)
18:00~売切れ次第終了(最長24:00・ラストオーダー)
交通・アクセス:JR福島駅より徒歩8分
地図:Yahoo!地図情報
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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