大阪グルメ/大阪の和食

miyama tenmabashi(桜ノ宮)[ランチ編](2ページ目)

お花見スポットご近所シリーズ第2弾は、創作和食。都会の喧騒を離れ、OAPタワーの前まで。料亭出身の料理長による、期間限定のお花見弁当がいただけます。他にも和洋折衷のお得なランチコースや寿司セットなど。

執筆者:渡部 功平

中身充実のお弁当

おかずがたっぷり詰まった一のお重
おかずがたっぷり詰まった一のお重
お弁当本体は2段重ね。一のお重はおかず、二のお重がご飯となっています。

一のお重は、鶏肉の串焼き、鮭の焼き物、洋風野菜の煮物、鯛の白子の旨煮に桜餅、菜の花を添えて。和食の特徴というと「季節感」だと思いますが、お弁当でもきっちり意識されているのは料亭出身の料理長ならではでしょう。いわゆる「和食ダイニング」系とは一線を画しています。

ご飯もたっぷりいただき、これからのお花見に向けて元気をチャージ
ご飯もたっぷりいただき、これからのお花見に向けて元気をチャージ
二のお重は、ご飯もの。うなぎ、海老、ダシ巻き卵、一寸豆に、高菜とそぼろの桜ちらし。そぼろのオレンジ色が美しいご飯も、弁当なのに意外なほど綺麗に炊けていて、量もたっぷり。この後に「これから花見に行くぞ」という、気分と体の両方にエネルギーを与えてくれます。

煎茶のゼリーで、最後まで和を感じながら。
煎茶のゼリーで、最後まで和を感じながら
最後のデザートに煎茶のゼリーと、コーヒーで締め。すっかり春めいてきたこの季節、花見弁当をいただき、お花見に行くと、最近忘れがちな季節を感じる日本人の心を取り戻せるような気がします。

ランチは丼・寿司・コースと多彩に

コーヒーも陶器でいただくと、またひと味ちがった和味わいに
コーヒーも陶器でいただくと、またひと味ちがった和味わいに
ランチは他にもこだわり地鶏を使った親子丼(1,000円)や、握り寿司セット(握り7貫+巻き2つで1,000円)、お昼のコース(2,500円)もあります。こちらの夜は6,000円~の「アテ・キュイジーヌ」と銘打って、和仏融合の多皿スタイル創作料理を提供していますが、お昼のコースはそのプティ・バージョン。
お昼のコース(2,500円)から、“新じゃがいも すり流し 芽キャベツ包み”
お昼のコース(2,500円)から、“新じゃがいも すり流し 芽キャベツ包み”
内容は日替わりで、この日は、
・先付:公魚のエスカベッシュ
・お椀:新じゃがいも すり流し 芽キャベツ包み(写真)
・ココット:豚角煮ところころ野菜
・和温菜:鰻の信田巻
・主菜:鮭のムニエル
・巻寿司と稲庭うどん
・コーヒー
でした。ありがちな創作料理ではなく、料亭出身の料理長が作る、骨のある和仏融合料理。いろいろなものを少しずついただきながらもこのお値段が嬉しく、お花見がてらのランチとしていただけば、すっかり春気分です。

<店データ>
■「miyama tenmabashi(ミヤマ テンマバシ)
画像
所在地:大阪府大阪市北区天満橋1-6-1 アフィット天満橋1F(OAPタワー向かい)
TEL:06-4801-7724
定休日:月
営業:昼 11:30~14:00(ラストオーダー)
     夜 18:00~23:00(ラストオーダー)
交通・アクセス:JR桜ノ宮駅 徒歩10分
席数:18席(カウンター12席・テーブル6席)

地図:Yahoo!地図情報
HP:miyama tenmabashi

『miyama tenmabashi』のディナー紹介記事はこちら
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます