いま注目されるスペインの白
「リアス・バイシャス」をご存知だろうか? 白ワインでスペインで最上級のものが造られる産地である。この地域はイベリア半島の左上の隅、ガリシア州の沿岸部に散在する。大西洋の影響で年間の平均気温14℃・降雨量1500mmと、スペインの中では最も気温が涼しく雨量が多いので、花のようにかぐわしく瑞々しいワインが出来る。リアス・バイシャス原産地呼称委員会のラモン・ウイドブロ事務局長 |
アジアでは昨年の輸入量が333hl(前年比35%増)となった日本が主要市場となっている。リアス・バイシャス原産地呼称委員会から事務局長とマーケティング担当者を迎え、リアス・バイシャスの白ワインを料理と合わせるディナーが汐留のレストラン『Fish Bank TOKYO』で開催された。
『スペイン・ガリシアをイメージしたカナッペ』 |
『ハモン・イベリコ・デ・ペジョータ マンゴーとセルバチコと共に』 |
次にセルバチコ(野生種のロケット菜)やマンゴーを添えたイベリコ豚のハムに、3番目のワイン、マルティン・コダックス社「マルティン・コダックス」2008年を合わせる。これは自社畑のアルバリーニョを使用し、酸味もしっかりきいてざっくりと爽快感あふれる味わいである。
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