ワイン/ワイン関連情報

ワイングラス、割らない洗い方はこれ!

上等なワインには、やはりワイングラスを使いたい。ところが、使う前後の洗う段階で割ってしまうことが多いのだ。こうすれば割れない!という、洗い方の「鉄則」をご紹介。

執筆者:橋本 伸彦

グラス洗いの経験則

私はこれまで数多くのワイングラスを洗って磨いていて、グラスを割ってしまったことは数知れない。ところが、最近ではよほど数多くを急いで洗うようなシチュエーションでなければ、ワイングラスを割ることがなくなった。それはいろいろな失敗の教訓として、「洗う」「水切り」「磨く」の3段階で、以下のような「鉄則」を守るようにしているからだ。

洗って割らない

グラスは洗うときに割れやすい。例えば、まとめて一気に洗おうとして、たくさん並べて倒れたりぶつけたりする。あるいは、洗剤で手をすべらせて落とす。こうしたケースが多い。油脂など汚れがひどい場合には、柔かいスポンジで石けんを泡立てて洗うべきだが、そうでなければ湯ですすぐだけで充分な場合がほとんどだ。たとえグラスを落としても割れないように、シンクの底に近いところで洗おう。

 ■ 原則的に洗剤を使わない
 ■ 45℃前後の湯を使って洗う
 ■ 注意してグラスをそっと扱う
 ■ 洗うスペースを広く取り、1客ずつ低い位置で扱う

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