カナダの最大ワイン産地はナイアガラ
カナダでワインが造られている産地は、太平洋岸のブリティッシュ・コロンビア州、オンタリオ州は最大のワイン生産である。あの「ナイアガラの滝」で知られるナイアガラ半島が最大の生産地。先に述べたダン・エイクロイドの会社も含め、ここには50以上のワイナリーが集中している。他に、ナイアガラと同じくオンタリオ湖畔にあるプリンス・エドワード郡（『赤毛のアン』ゆかりのプリンス・エドワード島ではない）、そしてエリー湖北岸とピーリー島がある。
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フランスのワイン法を手本にして1988年に定められたというオンタリオ州のワイン醸造品質管理協定(VQA)は、地域を定めてワインを認定することによって品質水準を高めてきた。同じく1980年代に定めたブリティッシュ・コロンビアと並んで、国内でも早期からの取り決めである。本格的にワイン造りが始まったのは1970年代だが、法整備は早かったのである。
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