8種類をテイスティング
2006 Pinot Grigio Chardonnay (Sonoma County) |
ブドウは海風で涼しいカーネロス地区(一部は日照が豊かなソノマ・コースト地区)のものを使用。ステンレスタンクで10℃の低温発酵を経て、樽は使わずにブドウのアロマを際立たせている。
グレープフルーツや花の香り
2006 Viognier (California) |
使用するブドウが採れるのは、シャルドネがアレクサンドラ・ヴァレーというソノマでも温暖な地域、ピノ・グリはソノマ・コーストとカーネロスとどちらも冷涼な地域である。両品種を別々に低温発酵ののち、ブレンドする。
ブルーベリー的な軽やかさのシラー
2004 Cool Climate Syrah (Sonoma Coast) |
海からの霧が午後までかかるため、強い日差しがさえぎられてゆっくりとブドウが熟すソノマ・コースト地区。その南端部分にある畑のシラーを主に使う。ステンレスタンクで緩やかな温度での発酵ののち、深めにトーストしたアメリカンオークの樽(新樽が約25%)で14ヶ月熟成させるという。
シナモン的なリッチさのシラー
2004 Los Carneros Syrah |
ブドウはカーネロス地区にある自社畑で一番遅い時期に熟す区画のシラーを使用。朝の霧、温暖な日中、冷涼な夜間という組みあわせが、クラインが造る中で最も凝縮したスタイルを生む。フレンチオークの樽で1年半熟成。
そして一番人気のワインは……>>