ラヴィオリの中身
『リードボーとモルタデラのラビオリ ナツメグの香り』 |
モルタデラと胸腺を合わせて、それぞれが持つ脂やコクの相乗効果となっている。こうした料理にはやはり、濃度となめらかさのあるワインが欲しくなる。
キャンティ・クラッシコ |
(クエルチャベッラ)
紫色がかった色でまだ若々しい赤。チェリーやベリー類のなめらかな果実味が広がり、スパイスのような香りもある。
これはヴィンテージの良さがきちんと出ている。このワインはモダンなキャンティ・クラッシコの好例である。変わったラベルだから憶えておけば、ワイン選びに迷った時などショップで役立つだろう。
瓶熟成させれば、さらに風味にふくらみが出るはずだ。
ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノ |
(ヴァルディピアッタ)
前のワインとは対照的にかっちりと詰まった香りと味わい。ヴィンテージのせいもあるだろうか。
新鮮で大胆な酸味とブドウの芳香や熟成香が感じられるから、ラヴィオリの香りを引き立てつつハーモニーを楽しめる上、味わいを引き締めてくれる。
これも数年置いたらほぐれて来そうな風味の赤である。
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