ワイン/ボジョレー・ヌーヴォー

家族そろってボジョレ・ディナーを(2ページ目)

新酒の季節、家族や知人とディナーというのはいかがだろう?飲食店で、そして家庭で。料理は何を食べるか、ボジョレは何を選ぶかには、こんなコツがあった!

執筆者:橋本 伸彦

新酒はこう選ぶ

ボジョレ地区の新酒には等級が3段階ある。

■ ベーシックなボジョレ
■ ほんの少し濃い目のボジョレ・スペリュール
■ 一部の優れた村で造られるボジョレ・ヴィラージュ

飲み比べてみれば分かるが、一般に「ボジョレ」と「スペリュール」の違いは微妙だが「ボジョレ」と「ヴィラージュ」の味の違いは歴然としているものだ。たいていの銘柄はボジョレとボジョレ・ヴィラージュが輸入されているから、値段も上だが「ボジョレ・ヴィラージュ」を選ぼう。

一般のワインが船で輸入されるのに対して、ボジョレの新酒は空輸されてくるものが多く品質に対して価格が割高である。ハーフボトルや小瓶そしてロゼが豊富に出回っているから、少人数だったり種類をいろいろと試したい時には活用することである。


ボジョレを賢く味わうコツ

熟成ボジョレの奥深さを
今年の新酒をディナー前半に味見したら、その後に少し熟成した良年のボジョレを飲むのはどうだろう。ボジョレの中でもとりわけ美味しいクリュ・ボジョレは決して新酒としては出回らないもの。また、ボジョレ・ヴィラージュは数年の熟成でまろやかになる。


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