中国茶/中国茶関連情報

男のこだわりグッズガイドのdrinkin' cha(3ページ目)

[男のこだわりグッズ]ガイドの納富さんが、なんと中国茶の本をだしました。今までになかった中国茶の本です。

執筆者:平田 公一

カメラマンの清水さんと
打ち合わせ中の納富さん

メイキングオブ『drinkin' cha』

納富さんがこの本を作る過程で、お茶仲間を取材するときにご一緒させてもらい、彼の本つくりの一部分を見せてもらいました。

今回の本つくりは、お茶仲間を中心に行われたということもあるので、本当に和気藹々とした雰囲気の中、どんどん手際よく進んでいきます。

とにかく、その仕事の速さ。インタビューするときの要点の絞り方のうまさは、見ていて感心するばかり。

ここは青柳さんと石黒さんの「我流茶」の取材場面ですが、それぞれの「我流茶」のツールを持参してもらって、それを見ながらのインタビューしていくのですが、彼のメモの取り方も凄くシンプルで要点のみをメモしていくという感じ。

さすがに短時間で一冊の本を作り上げてしまう、そのスピードにはプロの手際をしっかりと感じました。

取材中の納富さん


カメラマンの清水さんと
打ち合わせ中の納富さん
今回の『drinkin' cha』の中身を飾る多くの写真は、これも普段納富さんと一緒にお茶を飲む仲間のうちの一人、清水恵美さん。昔からカメラに興味があり、京都や猫の写真を撮影していましたが、ここ数年は茶器なども撮影し、その作品は彼女のブログ「まめ小路入る」や「マメシボリ写真館」に飾られています。

実は、彼女と納富さんのコラボは、これに始まったわけではなく、私家版「海風號の歩き方」などという小さな写真などもあったりして、その息はぴったり。彼女の深みがありながら暖かい写真は、納富さんの本にとてもマッチしています。

今回の『drinkin' cha』においては、中国茶ガイドひらたもインタビューに登場させていただいたり、帯に「そうそう、中国茶ってこうじゃなくっちゃ!」なんていう文を書かせてもらったりしていますが、『drinkin' cha』に登場する納富さんのお茶への姿勢は、「ゆるゆるのお茶を教えてくれたのは納富さんでした。」と書いたとおり、力が入らず自然体で凄くよいなあと思うのです。

まだまだ私自身肩の力が抜けずに、時には薀蓄を語ってしまったりするのですが、出来れば、今後もこんな風にゆるゆるに大好きなお茶を飲んでいければ幸せだなあと思ってしまうのでした。

そのうち、我流茶だけで一冊の本を作りたいという納富さん。是非とも多くの人のお茶スタイルを取り上げて欲しいと思います。

 


  『drinkin' cha』

  著者:納富 廉邦
  出版:ロコモーションパブリッシング
  価格:1,575 (税込)
  ISBN:4862120423


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