東京ディズニーランドホテル 「ドリーマーズ・ラウンジ」
東京ディズニーランドの中央にそびえるシンデレラ城の色合いと調和させたクリーム色の壁とブルーの屋根。ウォールト・ディズニーが幼少期を過ごしたマーセリンという街には、同ホテルでも取り入れたヴィクトリアン様式の建物が多かったそうです。 |
ここは夢や楽しさや驚きが溢れるホテル。東京ディズニーランドの正面、ヴィクトリアン様式にならって建てられたホテルは、遠くからもいち早く目に留まる存在感、内部にもその様式が細部にまで追求され、解放感や優雅さにも満たされています。
日中は、ホテル宿泊者より、外部からホテルレストランなどを利用する人が多いそう。 |
ホテルのあちらこちらにはミッキーマウスをはじめとするディズニーキャラクターやそれをかたどった装飾などが点在し、それらを見つけていくうちに大人までもが子どもと一緒になって胸躍らせそうです。
ロビーの一角、東京ディズニーランド側にある「ドリーマーズ・ラウンジ」では、こんなハッピーな気分にさせる空間で、驚きいっぱいのアフタヌーンティーができるのです。
アフタヌーンティーセット
360度どこを見ても素敵な光景が目に入ります。 |
日本ではドリーマーズ・ラウンジのみで扱われる紅茶
”ヴィクトリアン・エレガンス”
プレミアムティー。単品では1,500円。 この中から、毎月変わるいずれか1種類はアフタヌーンティーのメニューとしてドリンクの選択が可能に。 |
おもしろい仕様のティーポット。使い方を教わって自分で入れて楽しんでみてください。紅茶の追加も無料にてお願いできるとのこと。 |
取材時は、日本ではドリーマーズ・ラウンジのみで扱っているという“ヴィクトリアン・エレガンス”をいただきました。ダージリンとセイロンのブレンドで、渋みは少なく、柔らかいボディと香りが飲みやすい紅茶。どちらかといえばストレート向き。3月のプレミアムティーはベルガモットの香り豊かなアールグレイ“スプレンディド”(すばらしい!という意味)です。
ビッグな背もたれが特徴のソファ。 |
丸みを帯びた四角い形をしたティーポット内部の上方が区切られており、ここに茶葉をセットし、ティーポットの下に熱湯を注ぎます。そして、ティーポットの注ぎ口を上に向けるようにしてポットを寝かせ、紅茶を浸出させるのです。時間がきたら、ゆっくりと斜めまでティーポットを起こし、湯切りをします。ティーポットの内部の区切られた部分には穴がいくつか開けられており、茶葉が内部で濾されるという仕組みとなっています。ティーストレーナーは用意されますが、大きい茶葉などはティーポット内部で濾されているのでストレーナーに入ってくることはほとんどないようです。
この愉快なティーポットを使って紅茶を入れて飲んでいると、ディズニーのファンタジーワールドに引き込まれたかのような不思議な気分になりそうですね。