自然のなかの動物や植物を陶磁器で表現するフランツ(FRANZ)。2001年に創設された新しいこのブランドは、「東洋と西洋の融合」を独特の世界観により陶磁器に映し出しています。装飾に徹するのではなく実用も兼ねた陶磁器。すでに数多くのシリーズがあるなかから、数点をご紹介しましょう。

パピヨン・バタフライ

2002年ニューヨークギフトフェアではベストギフト賞にも選ばれました。
流線形を思わせるような、シャープさとやわらかさを兼ね備えた形。ティーポットのハンドル上部に止まった蝶は、またすぐにでも飛び立ちそうな躍動感をもつ一方で、丸っこいティーポットに淡い彩色、ちょこんとついた短い注ぎ口は揺るぎない安定感があります。形状と色合いのバランスの美しさにも目を引かれます。


アール ヌーヴォーも意識してデザイン。
実用面でも考えられてつくられたティーポットは、紅茶の味や香りを十分に出せる丸い形で、ハンドルも手でしっかりと握ることができます。ふたはやや大きめで洗いやすそうです。ティーカップの方は持ち上げて口に運ぶ時、蝶が一緒についてきて気分を一層エレガントに盛り上げることでしょうね。


レディ・バグ

淡い色づかいの中にある赤いてんとう虫が目に飛び込んできます。
女心をくすぐりそうなのはレディ・バグ。「かわいい」と声を上げると同時に手に取りたくなるのはティーポット。先端にてんとう虫が乗っている葉っぱをそっと持ち上げ、ぴょこんと伸びた葉っぱから紅茶が注がれるのを想像してみてください。それだけで透き通った空気のなかでお茶をしているような気分になりそうです。