11月1日は紅茶の日


受講者で賑わう紅茶特別研修会会場。
1983年、日本紅茶協会により「11月1日は紅茶の日」と定められました。伊勢国の船頭・大黒屋光太夫が、1791年11月1日、エカテリーナ2世に招かれ、日本人として初めて「紅茶」を飲んだといわれることにちなんでいます。

日本紅茶協会では、紅茶業界窓口としての業務のほかに、日本での紅茶普及のためのさまざまなプロモーション活動をしています。当紅茶サイトでは「紅茶の日」を記念した記事を2回にわたり掲載。第1回目は、11月1日を紅茶の日と定めた日本紅茶協会の紅茶普及活動を、第2回目は賢い紅茶の買い方をご紹介します。

日本紅茶協会の紅茶プロモーション活動


1.紅茶を楽しむ会
国ごとに紅茶の飲み方も違うもの。
インド大使館、スリランカ大使館では毎月、インドネシア大使館、ケニア大使館でも随時開催されています。各国の紅茶の飲み方やその国の伝統的なお茶菓子をいただきながらの紅茶を楽しむ時間。東京だけでなく大阪や名古屋などで開催されることもあります。

2.おいしい紅茶の店認定
日本紅茶協会では1988年からおいしい紅茶の店を認定しています。「家庭以外の場でのおいしい紅茶」が広まるように認定店制度が始まりました。認定基準は、店舗環境、紅茶の味などから総合的に判断しているそうです。これらはフランスの有名なミシュランが行っているように抜き打ちで審査され、一定基準に達した紅茶店を認定。一度おいしい紅茶の店と認定されたところも3年経過すると審査があり、更新される仕組みとなっています。2006年11月1日現在、おいしい紅茶の店は171店が認定されていて、新たに加わった紅茶店もあれば、閉店などにより、認定店リストから消えた店もあります。10月31日に新規認定店情報が更新されたようですから、どんなすてきなティールームが入っているか日本紅茶協会のサイトで確認してみてください。

3.紅茶特別研修会
一度に多くの紅茶をテイスティング。メモを取りながら真剣に。
紅茶についてもう少し深く知りたい人や、お茶関連の仕事に携わる人に向けて、2日間かけてより高度な知識と技術を習得するための講座が一年に2度、東京で開催。紅茶の歴史と文化、紅茶の商品学、テイスティングなど幅広く深い知識を学びます。。


4.ティーインストラクター制度
1989年、ティーインストラクター制度が始まりました。1年間にわたる紅茶の知識や実習を積み資格の取得を目指します。現在ティーインストラクターは約1200名。そのうち3割位の方たちは日本各地の紅茶教室やイベントでおいしい紅茶の入れ方をご紹介するなど活躍されているようです。また、紅茶の知識をもっと深めたいという目的でこのコースを受講される方も多いとのことです。

5.紅茶のおいしいレシピコンテスト主催
毎年新たな紅茶の飲み方を見つけられるレシピコンテスト。今年のレシピは現在募集中です。
一般から紅茶を使った様々なドリンクレシピを募集。寄せられるアイディアは、豊かな発想からうまれたユニークで目新しいレシピばかり。子供向けメニュー部門と一般向けメニュー部門に分かれ、それぞれグランプリ、準グランプリ、優秀賞が決まります。優秀レシピは日本紅茶協会のHPのレシピコーナーでも紹介されます。今年は第3回目となるレシピコンテスト、昨年より開催時期が早まり、現在レシピ募集中です。締め切りは12月15日(金)。これまでの優秀レシピも掲載されているので、ぜひご参考に。

TEA FOR YOU


ひとそれぞれの楽しみ方ができるティータイムを大切にしたい。
日本に紅茶が紹介され、異国の珍しいドリンクであった時代と比べると、紅茶は今や私たちの生活の中で当たり前の飲み物として位置づけられるようになっています。日本で出回っている紅茶の数も相当増え、多くの人たちがおいしい紅茶の飲み方を知るようになりました。これらのことも日本紅茶協会のこれまでのプロモーション活動の成果のひとつといえるでしょう。

紅茶の入れ方は、日本茶の入れ方とは異なるけれどこんなに簡単なことだと知り、ティータイムを過ごすゆったりとした雰囲気が、人それぞれの特別なものとなり紅茶は広まっています。日本人にとってお茶は生活と切っても切り離せない存在。誰からも愛される紅茶はこれからも私たちの日常生活のなかで、ティータイムのいろいろなスタイルで楽しまれていくことでしょう。もっと紅茶を飲みましょう。


■協力/写真提供:日本紅茶協会
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