スポンジケーキを2枚焼いて挟むからサンドイッチ
ヴィクトリア・サンドイッチ


紅茶・英国菓子研究家であり、日本でもテレビ出演や多くのカルチャーセンターで講座をもち活躍中のキャロライン・ハンフリーズさん。10月15日の開店を目前に控えた西麻布のカフェ「Notting Hill Cakes & Gifts」にて紅茶とイギリス菓子の教室が開かれました。アットフォームな雰囲気のなかヴィクトリア サンドイッチ、スコーンの作り方、紅茶についてのお話、そして楽しいティーパーティーとなりました。

キャロライン・ハンフリーズさん。
「ヴィクトリア・サンドイッチはバター、砂糖、小麦粉はすべて同じ量だからとても覚えやすく、準備しやすいでしょう。」
日本ではあまり聞きなれないヴィクトリア・サンドイッチ。それは甘いジャムをはさんだシンプルなケーキ。スポンジケーキを横半分にカットしてジャムを挟むのではなく、スポンジケーキを2枚焼いてジャムを挟む。だからサンドイッチ。日本で紹介されているヴィクトリア・サンドイッチはスポンジケーキを横半分に切ってジャムを挟む方法をとっているものも結構あります。キャロラインさんが教えてくれる本場英国のヴィクトリア・サンドイッチのレシピに彼女のアドバイスをたっぷり加えてご紹介しましょう。

【材料】
直径18cmの丸型2個

出来上がったヴィクトリア・サンドイッチ。
無塩バター     110g (室温に戻しておく。)
砂糖        110g
小麦粉       110g
卵         2個
ベーキングパウダー 小さじ 1
熱湯(必要な場合) 小さじ 1~2
ラズベリージャム  適宜
粉砂糖(仕上用)  適宜
  

*オーブン余熱:170℃  型の底にベーキングシートを敷く。

1.ボウルにバターをいれ、泡だて器で柔らかく練り、砂糖を加えて白っぽくふわふわの状態になるまですり混ぜる。(「このふわふわ感が重要です。」)

2.よく溶きほぐした卵を少しずつ加えてはよくすり混ぜる。(「卵を数度に分けて加え、その都度よくすり混ぜれば種が分離することはありません。」)

3.あらかじめふるっておいた粉類をもう一度ふるいを通して加え、ゴムべらで切るようにしてざっくり混ぜる。(「ふるいを通しながら加えるとき上のほうから空気を含ませながら加えるのが柔らかい仕上がりにつながります。」)
ここで種をすくってみて、たらりと落ちないようだったら、熱湯を小さじ1~2加えて調節する。(「ここで熱湯の代わりに、コーヒーやレモン汁を加えてアレンジすることも可能なんですよ。ただ、ココアは上手くいかないこともあるので注意が必要。チョコレートレシピに従ったほうがいいでしょう。」)