春の訪れはさくらから。「さくら」から完成したお茶の表現はそれぞれです。
マリアージュ フレール SAKURA2006
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満開の桜がやさしい印象の缶 |
日本人の春といえば桜。マリアージュ フレールでは毎年恒例となったこの時期限定のお茶、SAKURA2006が2月15日から発売されました。桜の華やかな、そしてはかないイメージがフランス流に解釈されて、桜の味そのものを出すのではなく、桜から沸きあがった印象を表現したお茶です。緑茶をベースにして、茶葉の間からはバラの花びらが見え隠れ。昨年の情熱的なデザインから一転、今年は満開の桜がやさしく感じるデザイン缶です。
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まず入ってくる香りにあなたならどんな花の香りを思い浮かべますか |
香りは毎年少しずつ変化をもたせています。昨年のSAKURAとの違いを楽しむことも、初めてのマリアージュ フレール的さくらを感じてみるのも楽しい。85度くらいのお湯、4分前後の浸出で美味しく入れられます。ご自宅ではSAKURAのやわらかい味を引き立ててくれそうな軽めのスイーツを合わせてみてはいかがでしょう。
併設のサロン・ド・テではこの時期限りのSAKURAを使ったスペシャルランチメニューも提供されています。SAKURAをソースに使ってみるなどの創作ランチもあるそうです。
SAKURA2006 100g 2625円
■撮影協力:
マリアージュ フレール銀座本店Silver Pot 桜紅茶
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ニルギリにたっぷりの桜葉。ちいさなピンクの花はエリカ。 |
インド紅茶を専門とするシルバーポットでは2005年春から期間限定で桜紅茶が販売されています。店長の中野地さんが「優しい透明感と親しみやすい香気が桜の葉と合う」と、ベースに選んだのはニルギリです。毎年、ベースに使う茶葉の個性を見て、出来る限り桜の葉を多くブレンドできるように茶葉の配分を決めているそうです。
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お茶殻を見ると緑色の桜葉が姿をあらわにしていますよ。 |
桜紅茶にどれほどの桜の葉が入っているかは紅茶を入れた後の出がらしを調べてみるとよく分かりますよ。しかし、たくさんの桜の葉がブレンドされているからといって、味が桜餅のようになっているということはありません。桜餅の香りがふわっと入ってくる、ニルギリの味がふっと伝わるでしょう。
また、ブレンドされている中野地さんが桜のかわいらしさを表現するために用いたのはエリカの小花。エリカはハーブティーにも用いられる一般的なハーブで、視覚的に楽しんでもらいたいとエリカの花もブレンドされたようです。桜紅茶にはシンプルな焼き菓子や和菓子をすすめていただきました。
詳しい購入方法についてはシルバーポットにてご確認ください。
■関連リンク:
シルバーポット 次回は「春の紅茶 ~花・果実~」をご紹介する予定です。