第18回カリフォルニア・レーズン大賞

カリフォルニア・レーズン協会主催、第18回カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテスト最終実技審査が2009年6月27日に行われました。

このコンテストはパン職人がカリフォルニア・レーズンを使ったパンを競うもの。工場生産、機械包装が可能な「ホールセール・コンビニエンス部門」、「インストア・リテールベーカリー部門」、全粒粉を使う「規定部門」の3部門、合計269作品から一次書類審査で選出された22作品が最終実技審査に臨みました。

22名全員にゴールドメダル、大賞3名、金賞3名、特別賞2名、消費者推薦賞1名、カリフォルニア・レーズン駐日代表賞2名の計11名には、入賞楯とカリフォルニア州フレズノへの研修旅行が贈られました。 ここではその11作品をご紹介していきます。

左から橋本美帆さん、立木理恵子さん、山崎豊さん

カリフォルニア・レーズン大賞は、ホールセール・コンビニエンス製品部門から敷島製パン株式会社の橋本美帆さん、インストア・リテールベーカリー製品部門から株式会社サンジェルマンの山崎豊さん、規定作品部門から株式会社ポンパドウルの立木理恵子さんが受賞されました。

赤ワイン&レーズン 3枚スライス

橋本美帆さんの作品は「赤ワイン&レーズン 3枚スライス」。販売形態はハンドバッグに入る大きさを考え、3枚ずつの包装です。



色の濃いワインを粉対比35%、レーズン100%の割合で練りこみ、表面はレーズンが焦げないようにプレーンな生地で包んでいます。パスコのパンを置いている一部店舗では4月から販売されているそうです。

10年前に入賞したときはまだまだ新米だったけれど、今は自分で配合を作り、工場のラインでテストして調整しながら製品化している、それが受賞してとてもうれしい、という橋本さん。 「いつも一緒に工場ラインでテストして無理難題に取り組んでくれる方々に感謝して、これからもおいしい製品を作っていきたいと思います」 パスコ・スペシャルセレクションに注目です。

ソーシソン・レザン

山崎豊さんの作品は「ソーシソン・レザン」。白カビを纏ったサラミソーセージをイメージしてつくられた大人のためのイースト菓子です。



生地はレーズン種のブリオッシュ。中に入っているのはキルシュやシナモンに漬け込んだドライフルーツやナッツで、その量なんと粉対比600%(うちレーズンは400%。その他オレンジ、アプリコット、リンゴンベリー、マカダミアナッツ)。見た目と保存性だけでなく、生ハムやワイン、吟醸酒に合うなんていうところがまた、サラミソーセージなのでした。タンドレスで11月頃発売予定。

毎日健康レーズンパン

立木理恵子さんの作品は「毎日健康レーズンパン」。卵、牛乳、砂糖を使用しない、脂質と塩分の少ない、食物繊維の多い、まさに健康パンです。



昨年出産をし、お子さんの食物アレルギーに直面、改めて食生活の大切さを実感したという立木さん。このパンは、アレルギーを持つ人に安心なだけでなく、レーズンと全粒粉という規定素材の他、アマニ、カボチャ、豆乳といった健康効果が期待できる素材をバランスよく組み合わせています。ポンパドウルで10月頃発売予定。

次のページでは金賞及び特別賞受賞作品をご紹介します。