イタリアンフードマーケット日本上陸

代官山の八幡通り沿いに9月27日、日本最大級のイタリアのフードマーケットEATALY(イータリー)がオープンしました。本店はイタリアのピエモンテ州トリノ。海外初出店で、イートインスペースやレストランを備える施設としては2店舗目です。

ここはまるでイタリアの食文化体験のテーマパークです。

直輸入の約2500種の食材は、大量生産されるものではなく、 手工業的な小さな生産者のつくりだす、クオリティ重視の品々。約半分はイタリア北部のピエモンテ州とリグーリア州から、残りの半分はイタリアのその他の地域から入荷する、日本初上陸のものばかりです。

随所に掲示されているイタリア地図は、それぞれの食材や産地を説明しています。

イートインのコーナーやバール、レストランでは、これらの食材を使った料理を味わうことができます。そしてもうひとつ、ライブラリーコーナーやインターネットの設備で、イタリアの食文化についての知識を深めることができるのが、EATALYならではの特徴です。

オーガニックの小麦粉とマードレヴィーボ

EATALYにはありとあらゆるイタリアの食材が並んでいますが、ここではまず、パンからご紹介していきましょう。
対面販売の売り場。お会計は他の食品と一緒に。

EATALYのパンはオーガニックの小麦粉、40年物の自然酵母を使って、回転式の薪窯で焼かれています。

その小麦粉は、イタリアで5代続く老舗の粉店、ムリーノ・マリーノのもの。石臼で粉を挽くという伝統的な製法を行っている店です。EATALYのピッツァやお菓子に使われているのも、ムリーノ・マリーノの小麦粉です。

40年継ぎ続けているという酵母は「マードレヴィーボ」と聞きました。本国のEATALYから来ている職人のアレッサンドロ・アレッサンドリさんによれば「LIEVITO MADRE(リエヴィトマードレ)とも言います。つまり天然酵母のことです」とのこと。フォカッチャなどにはビール酵母も併用されています。

厨房の様子はガラス越しによく見える
家庭用の小麦粉も販売ライ麦や古代小麦のパンも
アレッサンドロ・アレッサンドリさん