レーズンと全粒粉を使ったコーンブレッド
Yeast Leavened Cornbread with High Moisture Raisins |
ハイモイスチャーレーズンが粉対比28%。そのみずみずしさはレーズンが「ブドウ」であったことを思い出させてくれます。
スライスしてサンドイッチに、トーストに。ジューシーなレーズンの入った、ざっくりとした食感が楽しめます。
フィッグとレンズ豆のパン
Fig&Green Lentil Bread |
インド料理に使われる素材、ひよこ豆の粉(粉対比24%)、レンズ豆(20分ほど茹でたもの。調理済みで26%)が入っています。レンズ豆の茹で汁は仕込み水として使います。刻んだミッションフィッグは40%。
豆が香ばしいハード系のパンです。カレーにも合いそう。
レーズンとセージのデュラムブレッド
Durum Bread with High Moisture Raisins and Fresh Sage |
フレッシュな生のセージの葉を刻んで加えた、ひまわりの形のハード系レーズンパンです。ハイモイスチャーレーズンを使用。セージはフランス南西部でよく使われるハーブです。夏の日、みんなでテーブルを囲み、これをちぎって食べたら、きっと楽しいに違いありません。
成形は丸い抜き型の切れないほうで中心の円をかたどり、12等分した花びらをひねります。窯入れの前にセンターに筋を入れて、焼成後はそこにオリーブオイルを塗って艶を出します。
フィッグとローズマリーのシャバッタ
Fig,Olive Oil&Rosemary Bread |
刻んだカリミルナ(白)フィッグとローズマリーの入ったシャバッタ。水分量は80%と非常に柔らかい生地です。レーズンスターターを使った発酵生地でつくります。
このパンだけ、手捏ねが披露されました。何故でしょうか。質問すると「それはスピリチュアルな理由です」とジョリンさん。 「パン屋さんではとかくミキサーのボタンを押せば生地が できてしまうものだから、手で捏ねることはなくなって いるけれど、時には原点に返り、生地の力がどのようについていくのか体感するためにも”touch the dough!”(生地に触って)」ということなのだそう。
このパンのコツはしっかり焼いておくこと。水分量が多い生地なので、そうしないとすぐに柔らかくなって食感が失われてしまうのです。
アメリカではこのパンをパニーニグリラーで焼いてつくったサンドイッチがとてもポピュラーなのだそうです。
フーガス、カレーパン、お菓子に続きます。