パンとワインを合わせて提案Amandineではワインも販売されています。パンとワインの相性は随時、小枝さんがコーディネートした組み合わせを店頭で提案するそうです。たとえば、取材をした日はアプリコットとレーズンのパンの横にラビット・リッジ・ジンファンデルのボトルが置かれていました。フルーティで甘味のある味わいとスパイシーさがドライアプリコットとグリーンペッパー入りのこのパンに好相性なのだそう。 さつまいもとほうれん草のデニッシュは、かぼちゃ、ベーコン、松の実も入っていて、ターメリックがアクセントになっている惣菜デニッシュです。このパンを小枝さんはパシフィック・リム・ドライ・リースリングと合わせています。 柑橘果実を感じさせるようなフルーティですっきりした酸味がさつまいものホクホク感に合うのです。 こんなふうにおいしい組み合わせをよく知る人に教えてもらえるのはとてもうれしいことですね。
Amandineのカフェベーカリーから数段階段をのぼり、左手ガラス越しに厨房を眺めながら進むと、カリフォルニアの小さなホテルにありそうな雰囲気のカフェがあります。おすすめは平日11時~15時までのランチ。 スープセット、パスタセット、サラダセットなどがあるのですが、チキンシーザーサラダやレモンカルボナーラのタリオリーニなど、カリフォルニアを感じるメニューになっているところが特徴です。
カフェではベーカリーで買ったパンを食べることもできます。 コーヒーはカリフォルニア州ナパヴァレーにある”全米で最も予約の取れないレストラン”と言われる”フレンチランドリー”のオリジナルブレンド。酸味が少なくほろ苦いアメリカンタイプのコーヒーです。
ギフト商品やおなじみの菓子パンもAmandineはギフトショップでもあります。名刺の形のクッキーなど珍しいものから何種類もあるマカロン、コンフィチュール、この時期はハロウィンのカボチャのお菓子も揃っています。お土産になりそうなかわいらしい動物パンもあります。
さまざまなパンやお菓子が溢れるAmandineの店内はそんなふうに楽しくて、つい長居してしまいます。子供から大人まで多くの人の期待に応える店だと思いました。 コンセプトがカリフォルニアの食文化とのことなので、今後はサワードゥや自家製の酵母をつかった本場テイストのパンにも期待したいところです。 渋谷区恵比寿西2-10-10 Elegante Vita NACORA 1F TEL:03-5728-4551 OPEN:11:00~20:00(カフェ11:00~18:00) 定休日:無休(年末年始を除く) JR恵比寿駅 徒歩5分 地図:Yahoo!地図情報 アマンディーヌのLA本店は洋菓子ガイドの下井さんが以下でレポートしています。 日本人パティシエのお店@ロサンゼルス アマンディーヌ社長と対談 L.A.にカフェができるまで |
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