パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

パンのソムリエ常駐、美味しさもよりデンマーク風に 青山アンデルセンリニューアル

青山アンデルセンがデニッシュペストリー、オープンサンドウィッチ等においてよりデニッシュ(デンマーク風)にリニューアル。パンのソムリエ「ブレッドマスター」が常駐する売り場の様子など速報でお伝えします。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

青山アンデルセンが11月17日、リニューアルオープンしました。
デンマークのデザイナーにより内装も一新したアンデルセンの様子をレポートします。

パンのソムリエが常駐する売り場

総ベーカリー長の児嶋シェフブレッドマスターの斉藤さん

壁際に並ぶ食事パンの前に常駐するのがパンのソムリエともいえるブレッドマスター。パンの素材、酸味や硬さなどの質問に答え美味しい食べ方を提案してくれます。

早速新しくなったパンを教えてもらいました。青山アンデルセン限定のカンパーニュ オ ルヴァンは自家製酵母を使い、グラハム粉、ライ麦粉、石臼挽粉の田舎パン。配合をもう少し軽くしたのがパン ド ヴィル。これはトーストにも煮込み料理にも良さそうです。


パンドヴィル

オレンジクリンゲルクローバー

30年以上前から人気のデニッシュペストリーはこのリニューアルで特別製造室を設けることにより凝った成形もできるようになりました。油脂を控えた軽いタイプも発売。

ヨーロッパでパン屋のシンボルとなっているひらがなの「め」のような形のパン、ラージクリンゲルは約30cm×20cm。マジパンやレーズン、レモンピール、シトロンピールの入ったデンマークのお祝いのパンです。

プライベートブランドのHYGGE のジャムやペーストなどの他、クリスティーヌフェルベールのジャムの扱いもあり、1Fはパンと合わせるものがいろいろ揃っています。

ラージクリンゲルクリスティーヌフェルベールのジャム

デリ&サンドイッチバー、レストランのリニューアル

北欧からの輸入食材を使ったオープンサンドや赤ワインとペコロスを使用し2日間煮込んだビーフシチューが楽しめるレストランは上の階。3Fにはパーティや会合のできるプライベートルームが新設されました。

朝から夜まで時間帯別のメニューが楽しめるB1F のデリ&サンドイッチバーは炭火焼施設を導入して、チキンやハンバーグなどのオーダーメイドのサンドイッチがいただけます。パンも料理も、手間をかけた美味しさが調和しています。

炭火焼料理(B1F)大きなテーブル(B1F)

アンデルセンのプライベートブランドHYGGE(ヒュッゲ)はデンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる安らぎやぬくもりに満ちた心地良い雰囲気」を意味するそうです。新しいアンデルセンから、本当に美味しくパンを楽しみたい人に向けて、そんなデニッシュスピリットが発信されているように思いました。

■青山アンデルセン

東京都港区南青山5-1-26
TEL 03-3407-4833

レストラン(2.3F)
8:00(土日祝9:00)~22:00(L.O21:00)
ベーカリー(1F)
8:00~21:00
デリカテッセン&サンドイッチバー(B1F)
7:00~22:00(L.O21:00)

第3月曜 定休
(12月は第1月曜、年始1~3日)
【関連記事】 アンデルセンのデンマークフェア
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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