パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

極上の笑顔と幸せな仕事 パン焼き小屋 ツォップ(2ページ目)

千葉県松戸市のBackstube Zopf。早朝から焼きあがる250種類以上のパンに加えパテやペーストも揃う。店長ご夫婦の極上の笑顔。こんなハッピーなパン屋さんてなかなか、ない。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

1Zopf 2Zopfのパン達  3店長インタビュー

Zopfのパン達

人気がある「ヨーグルトのパン」はカスピ海ヨーグルト入りのライ麦粉55%のパン。 ライ麦初心者に食べやすく、ライ麦好きの人にも喜んでもらえるように、 小麦粉をブレンド、酵母の配合を工夫して焼いています。


さらにサイズも選べます。 酸味がほとんどなくて、クラストと中身のバランスがとれていて大変美味しいパンです。

有機栽培のあずきあんを使った「プチあんパン」は毎日1500個が売り切れるそう。 小さいサイズなので何種類もある味を楽しむことも。
「フィグ」(いちぢくと胡桃のパン)はわたしが個人的に一番気に入ったパン。グリーンレーズン酵母を 使用しています。

このようにそれぞれの酵母と粉の特徴を生かせるように、素材の配合が工夫されているのです。 サイズが選べるのも嬉しくて、いろいろ買ってしまいます。

Zopfのサイトにパンの詳しい説明があります。種類によっては送ってくれるので注文ご希望の方はメールで相談を。
(支払い方法は、代引き、郵便及び銀行振込から選択)


パンダ屋

この日買ったサンドイッチは人参の千切りの生姜炒めと美味しい焼き豚が挟まれていて素晴らしかったし、珍しいラップサンドは豆や糸唐辛子を使ったりと思わず覗きこんでしまうアイディアもの。
また、店内の冷蔵ケースではレバーペーストやセミドライトマトが1パック150円で売られています。 こうした手間ひまかかったパテやペーストのファンもたくさんいるようです。

作っているのは『パンダ屋』と名のるグループ。『パンダ屋』とは一体…?
Zopfの奥さんであるりえさんを中心に、
栄養士、調理学校生、高校生から海外特派員まで 「食べるのが好き」という共通点を持った人々が集まり、専用キッチンで手作りのペーストやパテ、 サンドイッチの具材等を作っているのだそうです。



これらはすべて副材料を越え、ご馳走の域に達しています。
「Zopfのパンをより美味しく楽しく食べる為に」が彼女らの活動目的。
パン職人は頼まれて簡単な手伝いをすることはあっても、味付けは決してさせてもらえないとか。 スタッフ達がそうやって楽しみながらパン職人をサポートするというのはなんて素敵なことでしょう。

うちは毎日楽しくやっていくのがモットーですね! 朝から笑いながらやってます。16才から67才までうまくやってますねぇ。

やすともさん、本当にハッピーなパン屋さんです。
次のページではいくつかやすともさんに質問をしてみましょう。



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