美味しそうなイラストでパンを紹介した何冊かの本、パンの食べ歩きの好きな方ならきっとご存知ですね。
これらの本の著者で、昨年秋にも人気シリーズの3冊目「パパンがパンNEW」を出版されたばかりの 愛パン家・渡邉政子さんとお会いしました。 渡邉さんはパン好きの人々を集めた「パンの会」を主宰しています。 店にちらしを置いてもらうなどしてたった一人から始めた会も今年で10年目を迎え、会員数は現在4000人ほどになります。 パン屋さんとお客さんの間に掛け橋を築いてきて、両者がもっと気軽に話すことが出来たら良いな、という気持ちは彼女がずっと 持ち続けているものなのだと思います。
パンに対する想い、そして様々な情報。パンというキーワードから繋がる話題は数時間にもなりました。 そんな対談の模様をご紹介したいと思います。
MIHOKO(ガイド。以下M) 先日、All About Japanのこのサイトを見てくださっている皆さんに ベストパン2001のアンケートをしていただいたのです。最初、「考えてみますから 送ってください」と言っていただいたのが渡邉さんとこうしてお会いするきっかけになりましたね。 渡邉政子(敬称略 以下W) でもああいうアンケートは苦手で、、(笑)お会いしてお話したほうが早いかもと。 M 渡邉さんのお気に入りはしっかりと本で読ませていただきました。 ところで、今日は昨年を振り返って、2001年~2002年のパンのキーワードを考えてみたのです。 まず注目したいのが、モチモチな食感、気泡のあるクラム。そんなパンに人気が集まったようです。 モチモチというとベーグルもですが、何といってもリュスティック。お好きでしょう? さっきリュスティックを買おうとパンドコナ(渋谷)に寄って来ました。 そもそもこれはどういうパンなのでしょうね? リュスティックオリーブ W 成形していないフランスパン。日本人は形の整ったのが好きだけれどいろいろな形があるみたい。 わたしはデイジイ(川口)のプレーンなのも好きだしマディ(恵比寿)のリュスティックノアもやっぱりおいしいーーって思ったし、好きです。 モチモチ、お餅みたいな食感は、どこのも全部というわけではないですよ。デイジイのはそれほどでもないから。 パンドコナのはもちもちしているけれどね。何買ったの~? |