うどん/讃岐うどん

四国屋 中野新橋 もう一つの四国屋

中野区本町には四国屋が二軒ある。兄の経営する四国屋(通称鍋横四国屋)。そして昨年夏に移転してきた博士うどんが有名な中野新橋四国屋。さあ今日はどっちだ。

執筆者:蓮見 壽


手打うどん四国屋 中野新橋入り口交差点そば

もう一つの四国屋


四国屋と言えば中野区本町。同じ中野区本町には二軒四国屋がある。道灌坂上の四国屋。こちらは2007年うどん大将を受賞した四国屋(通称鍋横四国屋)。兄の山橋篤美氏が経営する40年の歴史を誇る本家となる。

今回紹介するのは妹さんが経営する手打うどん四国屋。2007年夏に高円寺から青梅街道中野新橋入り口交差点角のマンションの一角に移転オープンした。

お薦めメニュー


四国屋といえば『肉きざみうどん』950円がなんと言っても有名。こちらのお店でも人気がある。

四国屋の代名詞 肉きざみうどん
そしてもう一つ人気が『はかせうどん』950円ちょっと変わった名前のメニューだ。聞けば由来は浅草キッドの水道橋博士氏のリクエストからの命名。

はかせうどん 温
あわせうどん(揚げ玉+キツネ揚げ)に豚肉を入れた特製うどん。基本は薄口醤油をベースにした温かいうどん。水道橋博士氏のお気に入りのメニューだ。

夏のお薦めとして『冷やしぶっかけはかせうどん』1050円が一押し。揚げ玉・キツネ揚げ・豚肉・大根おろし・わかめ・ゴマ・スダチが入る具沢山。汁はあっさりした薄口醤油仕立の『白』と味醂の程よく効いた濃口醤油の『黒」がある。

冷やしぶっかけはかせうどん 黒

『かき揚げうどん』950円
四国屋のかき揚げはボリュームがある。大きな大きなかき揚げである。頼んだのは温かい方。かけうどんと別盛のかき揚げがついてくる。

かき揚げうどん
どんぶりの大きさから想像できると思うがどんぶりには入りきらないだろう。
カラリと揚がったかき揚げを半分に切りどんぶりに載せる。幸せの一杯になるだろう。

かき揚げうどん

ランチタイム11時30分から15時まではご飯とサラダ(お新香に変更も可)のサービスもあり。また名物五目いなりやばら寿司、250円が200円になるサービスもある。お腹の空き具合で調節したい。

うどんは女将さんの手打ち。奥の打ち場で伸して切る。製麺も調理もほとんど一人で仕切るので混みあう時は少し時間がかかるが少しのんびり構えてできあがりを待ちたい。期待に違わないうどんが目の前に出るだろう。

四国屋で修業後阿佐ヶ谷で営業していた『和田』が閉店した後、この東京讃岐うどんの老舗の味を本店以外でも食べられるのは嬉しい。同じ町内なのでサービスエリアはかぶるのだが・・・そこはそれぞれにファンがつくだろう。
研究熱心な鍋横の四国屋店主は最近はうどんの改良に熱心だ。そして意欲的なメニューにも取り組んでいる。こちらは女将さん、女性ならではのうどんの打ち方、作り方はまた一味異なるのも事実。そのあたりをマニアックに楽しみたい。

★手打ちうどん 四国屋(中野新橋) 
中野区本町4-5-14スカイマンション105
03-3382-4598
日曜・祝日 定休


関連リンク ガイド記事
2007年うどん大将 四国屋の記事
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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