讃岐饂飩 元喜

2005年12月22日オープンの讃岐うどん店。店主の岩崎良蔵氏は長年勤めた建設関係の会社を辞しての転進。
会社が有った高松市で目覚めた讃岐うどんを新しい仕事としてスタートした。「本物の讃岐うどんを一人でも多くの人に食べてもらって元気になってもらいたい」との決意を語る。
うどん用国産小麦や天然素材を使う出汁にこだわる本物志向。本物の讃岐うどんにこだわる店主の姿勢は一直線。


機械打ちの自家製麺


小麦粉は北海道産と九州産の地粉の独自ブレンド。いろいろな小麦粉を試して決めた自信のブレンドだ。
ブランド塩の『46億年の塩』も使われる。
うどんは大和製作所の機械打ちだがその工程はほとんど手打の作業と非常に良く似ている。ミキシング、寝かし、踏み、団子、熟成庫での寝かし、延し、切りと丁寧に仕上げられている。
注文を受けてから茹でるからいつでも茹で立ての伸びるコシのうどんが食べられる。
うどんのアップつやつや

地粉というとくすんだ色合いと少しボソボソするイメージがあるかもしれないが元喜のうどんは淡くクリーム色でくすみが無い。滑らかな食感と伸びるコシが特長だ。色調だけみればASWと比べても遜色ない。

店主が茹で上げたうどんを水で締めて丁寧に玉取りしている。できあがったうどんを愛でているようにも見える。
そのまま皿に盛られたうどんは色気たっぷりの表情。盛り付けがとても丁寧で好感がもてる。天ぷらは担当のスタッフが奥の調理場で揚げで供せられる。うどんのでき上がりにタイミングを合わせて揚げ立てがテーブルに届く。
すべて客席から見えているから自ずと丁寧になるのだろう。自分の注文したうどんが出てくるのをすべて見ていられる。(笑)
できあがりを見ているのもわくわくするものである。


お薦めメニュー


かしわ天ぶっかけ大盛り

最近メニューに載せた新メニューは流行のかしわ天ぶっかけ。鶏の天ぷらであるがこれがいろいろなお店で人気を獲得。元喜でも人気を呼んでいる。えび天ぶっかけうどん950円はえび2本と野菜天3個が付く人気メニュー。天ぷらは別盛で供せられる。
冷たいうどんはしなやかに口の中でも伸びていく。チュルリンと音を立てて吸い込まれる。勢い良く口の端に汁を飛ばすこともある。注意(笑)


釜揚げうどんのダシが美味い!

釜揚げうどんにも力を入れている。しなやかな食感のうどんは温かいうどんでもたれない。吸い付いてくるように滑らかな食感と小麦の香りが特徴。忘れてならないダシの美味さ。利尻昆布・本鰹節・伊吹島のイリコでとられた出汁が香る。讃岐の名店を髣髴させる。


きつねうどんの揚げが大きい!

きつねうどんは定番の温メニュー。大きな1枚を上品に味付け。かけうどんはまた出汁と一緒に吸い込めばこれもまた幸せを感じる。うどんはしなやかでどこにも抵抗が無い。しっかりと出た出汁のグレードも楽しめる。


サイドメニュー


岩崎さんの玉とり

定番のおでんは1本100円の自己申告のセルフ式。ランチでは炊き込みご飯のセットも人気のようだ。私はうどん屋さんではめったにご飯セットは食べないのでこちらはご自分でお試しを。
夜は焼酎、泡盛、日本酒、ビールで軽くいっぱいというアルコール系も充実。日本酒の充実が酒飲みの方からは要望が出そうだ。天ぷらやおでんで気楽に一杯。駅まで徒歩5分のロケーションは嬉しい。

夜の営業開始は2006年2月から。まだ始まったばかりともいえるがこれからいろいろ進歩しそうだ。末永く讃岐うどんの魅力を伝えて欲しい。

【讃岐饂飩 元喜DATA】
東京都文京区千石1-19-8
エクセル千石101
電話:03-3945-8017
営業時間 11時から14時  17時から21時
月曜休み
不忍通りの千石1丁目の交差点を護国寺方面に向う左側。
最寄り駅 都営三田線千石駅


主なメニュー
温かいうどん
かけうどん500円 きつねうどん650円 
野菜天うどん750円 ・野菜天ぶっかけ750円(野菜天ぷら5種添え) 
肉うどん 780円
えび天うどん 950円・えび天ぶっかけ 950円 (海老2匹と野菜3種添え)
ぶっかけうどん 600円
やまぶっかけ 650円
釜揚げうどん 800円
えび天釜 980円 (海老2匹と野菜3種添え)
讃岐式おでん100円


冷いうどん
ぶっかけ600円
山ぶっかけ650円
野菜天ぶっかけ750円(野菜天ぷら5種添え) 

かしわ天ぶっかけ 750円
えび天ぶっかけ 950円 (海老2匹と野菜3種添え)

大盛りプラス150円 小盛マイナス50円
おでん各種 100円
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。