うどん/うどんレシピ

海老天一本の幸せ 鍋焼きうどん

うどん料理の王様と言えばやはり鍋焼きうどんでしょうか。鍋焼きうどんに欠かせない海老天。自分で揚げても買っ来ても良いから鍋焼き作りましょう。

執筆者:蓮見 壽


人気者鍋焼きうどん

鍋焼きうどんの作り方


人気の鍋焼きうどんを作りましょう。なんといっても寒いときにはこれが一番。そして暑いときにも冷房の効いたお部屋で食べるとこれがまたオツなものです。具材は海老天・蒲鉾・伊達巻・ほうれん草・お餅などなど。あなたは何を入れますか。

江戸時代、大阪で引き売りが始まりだといわれる鍋焼きうどんですが
人気が出たのは明治時代以降の東京のようです。
一年中わくわくして食べられる鍋焼きうどんを作ります。

鍋焼きうどんの材料


海老天が嬉しい
干ししいたけ数個 (人数分)
蒲鉾
伊達巻
生卵
海老天
長ネギ
ほうれん草 または小松菜
切り餅
うどん 生うどん
だし汁 一人200ccから300cc 土鍋の大きさに合わせる。
淡口醤油
味醂


下準備


●干ししいたけを煮る
干ししいたけは軽く洗って2カップの水につけておきます。
戻るのに一時間から二時間かかります。
戻した汁は捨てずに出汁をとります。
漉して昆布を一片入れて出汁をとります。
戻したしいたけを甘辛く煮ます。
砂糖・味醂・醤油の順に入れて煮含ませます。たくさん作っても美味しく食べられますので具材以外でも利用できます。
出汁を本格的にとらずに調理するときはシイタケの煮物は省略可能です。

●出汁をとる
シイタケと昆布でとったダシに花鰹でさっと香り足します。
出汁が出たら漉します。
出汁の三重奏になり深い味わいが出ます。
淡口醤油と味醂で味を調えます。

●ほうれん草は塩を入れたお湯で軽く湯がき水洗いして、一口大にきっておきます。他の具材は食べやすい大きさに切りそろえておきます。

●うどんを茹でたら冷水で締めておきます。
煮込み時間を考えて少し硬めに仕上げておきます。

調理手順


一人用の土鍋に出汁をはりうどんを入れて煮込みます。
煮えてきたら具材を飾り付けをして玉子を落とします。
蓋をしてグツグツのところをテーブルに出します。
天ぷらが汁を吸ってしんなりが良いのか、あまり吸わせないのが良いのかはお好みです。海老天を入れるタイミングで合わせます。
玉子の半熟加減もお好みで。


お餅が入ると更に嬉しい

関東の蕎麦さんの鍋焼きうどんには伊達巻が良く入っています。
季節物なので入手できないときは省略します。
餅は焼いて入れておくと程よく柔らかくなります。
具材はこれが無くてはというものはありませんので、有り合わせのものをくふうしてみると良いと思います。
食べなれたうどんも今夜は一人前用の土鍋でご馳走モードにしてみませんか。
おいしいうどんレシピ集
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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