2004年注目のうどん本


2004年末に出版された注目のうどん本2冊とうどん打ちの総合本を一冊ご紹介する。薀蓄系1冊とお笑い系1冊、実用系1冊である。
バランスの取れた選択だ。・・・自分で言うな。(笑)


日本全国絶品うどん図鑑2005-06



日本全国絶品うどん図鑑2005-06

はんつ遠藤 生活情報センター刊  950円+税
前作2003年にだした「うどん図鑑」をグレードアップ。全国各地に取材源をひろげている。全国の名店、名産うどんの紹介と薀蓄。通読するとうどん通、うどん博士になれるかも。表紙で帯に見える部分は表紙の一部。価格も安くなって嬉しい。前著作で紹介されたお店の本文は大半が同一の解説。ここがちょっと惜しい。1年後に変化はないのか、新メニューなどの進歩のフォローを次回では期待したい。
カップ麺、冷凍うどん情報やお取り寄せ情報も充実。


団長の事件簿 超麺通団2 「うどんの人」の巻



団長の事件簿 超麺通団2

田尾和俊 西日本出版 1400円+税
おなじみの麺通団団長田尾和俊氏の新作はお笑い本である。約3/4が田尾氏の冒険談になっている。・・・だから団長の事件簿なのであるが・・・
麺通団のうどん店紹介を期待して買うと少し肩透かしだが・・・全著作を読んでいる人にはその麺通団が生まれてくる背景や田尾氏の現在の姿、四国学院大学教授になるまでの正しい姿?が解説されているから履歴書のような本である。ほとんど全編に流れる軽さと突っ込みの会話形式の文体は変わらない。うどん店では都内のうどん店を回った話や香川のニューウェーブ新店情報が嬉しい。個人的には笑いの文化人の話でつぼにはまって電車の中で噴出してしまったのがとても恥ずかしい。思い出すだけで・・・噴出しそうになる。電車では読まないほうが良いかも。


はじめてでもできる うどん打ち



はじめてでもできる うどん打ち

SSCムック 1day手作りシリーズ22  レタスクラブ1000円税込み
うどん打ち指導 重田耕治 料理 林幸子
以前レタスクラブで出した『うどんを打つ』をベースにより詳しい解説やうどんメニューをより多く取り上げている。うどん打ちはオーソドックスなうどん打ちから全国各地のうどんの打ち方にも言及していてとても面白い。ベースのうどん打ちの方法は画像が多く丁寧な解説がされている。うどん打ち指導は池袋の製粉会社北東製粉の重田耕治氏。そばうどん教室の講師を勤められている。ちなみに北東製粉では香川から日清製粉(香)特雀や(香)白椿をとり寄せて扱っている。(香)特雀は1キログラム小袋販売に対応してくれる。蕎麦打ち教室、うどん打ち教室も開催している。

各地のうどんでは「ひっつみ」、「ほうとう」、「きしめん」「さぬきうどん」と分かれて解説されている。
またダシの作り方も細かく書かれているので参考になる。自作派初心者には丁寧に書かれていて嬉しい本だと思う。価格も安い。お奨め!!
ガイド厳選のおすすめ書籍はこちらで購入できます

関連リンク:絶品うどん図鑑(初代)の記事

注 本の価格は本の表示価格にしたがって書いています。税別表示と税込み表示が有りますのでご注意ください。
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